「故郷の香り」を友人と観に行ってきました。
その前にキハチチャイナで映画にちなんだ「故郷の香り」ランチコースを頂きました。一つ一つ丁寧に作られていて大変おいしかったです。ブランコに見立てた飲茶も食べるのがもったいないくらい。デザートはさんざしのソースがかかった杏仁豆腐です。
「故郷の香り」、脚本も良かったですが、映像も素晴らしくその土地柄、生活、風や空気、ゆったりとした時間が心に染み入り、雨がまた良い雰囲気を醸し出していました。人々のシンプルな生活、どうしてこうやって生きられないのだろうと自分を戒めました。
とにかく純真無垢、真っ直ぐな香川照之さんの演技が素晴らしいです。ラストは泣けて泣けて...。
帰りの電車の中でも思い出しては涙をこらえる始末です。
人生って本当に山あり谷あり、どう転ぶかわからない。その度に何かを得て、我慢したり、泣き叫んだり、落ち込み、這い上がり、そうやって人としての深みが増していくものなのかもしれないなと思わされました。
長い人生、皆平等でプラスマイナスゼロなのかも...と。
終了後、パンフを購入し、その中に映画の中で登場したお料理のレシピも載っていたので挑戦してみようかなと思っています。今年、北京へ行ってみたいと思っているのでいろいろ勉強をしておかなければ。杭州にも行ってみたいな。