「アイランド」の試写会へ行ってきました。
クローン人間は神への冒涜だと改めて思いました。
自分が誰かのクローンと知ってしまった時の胸が張り裂けるほどの恐怖...。
記憶、自分自身が否定されるのだからたまりません。これって自分を追い込んで突き詰めてしまうと怖いものがあります。
ケネス・ブラナー監督の「フランケンシュタイン」を思い出してしまいました。
フランケンシュタインの「なんで自分を作ったんだ」(確かこんな台詞あったと思う)という怒りの言葉です。
人間の生に対する欲望は果てしなく...死んだら人間という形の「自分」はもう消えてしまって、「人間」として生活はできません。
それと同時に名前、記憶だって消えてしまいます。地位や名誉を持っている人はなおさらかもしれません。
うーん、クローン技術の方向性を見誤らないで欲しい、間違った道を辿らないで欲しいと願うばかりです。
それにしてもユアン・マクレガーはどんな役でもかっこいいですね(笑)
「猟人日記」(ヤング・アダム)も見てみたいのですが、DVD鑑賞にしようと思ってます。
もう映画館でやってないから借りるしかないんですが(笑)
この映画、ユアン自身がとても入れ込んでいたとのことなので絶対観なくてはと思ってます。