刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

試写会へ

「ブラッド・ダイヤモンド」の試写会へ。
レオナルド・ディカプリオが好きな私はこの作品をとても楽しみにしていました。
アカデミー主演男優賞ノミネートの作品でもあります。



寄付をしたり、ニュースで取り上げたりといったことはできますが紛争は止められないといった台詞(確かではないですが)が印象的でした。むごい、壮絶なシーンがあるけれど、これらが現実に行われていたのだと思うと目を背けることはできません。

ダイヤに目の色を変える人間達がなんとも浅ましく、さもしく哀れでなりません。いろいろな事が絡み合って誰が正しくて誰が悪いのかがわからなくなってきます。
人間のこういう欲深い部分、私はできるだけ避けたいし、見たくないし、関わりたくありません。直面すると一歩二歩離れて、殻を作って閉じこもりたくなります(笑)



正直、野性味溢れるレオに私は釘づけ状態でした(笑)年齢を重ねていくたびに新たなレオを見せてくれます。

父親の存在感、子供への愛情がとてもよく表現されていたジャイモン・フンスーの演技もよかったです。

とあるニュースサイトに掲載されていた記事を読むとブラッドダイヤは90年代半ばに取引量の15%を占めていましたが、現在は1%未満に減少したとなっていました...でもまだあるのでしょうか...。


ダイヤの輝きの裏にそのような事実があったことを心しておこうと思います。