ガスパール東京(麻布十番)でディナーをしてきました。
京都のガスパールの東京店です。
ディナーメニューは3つのコースのみ(22時以降はワインバーとなりアラカルトメニューになる)。
到着するまでは野菜コースを頂く予定だったのですが、メニューを見て気が変わり「ガスパールディナーコース」に変更しました(笑)
そういえば、ちらっと見えたのですが野菜コースには「ル・クルーゼのお鍋で炊いたご飯」というのがありました。ちょっと興味ありです。
ガスパールディナーコースは前菜二品、スープ、メインのお肉、デザートは数種類から選べるようになっています。
アミューズ、前菜(一品目は野菜のテリーヌ、二品目は大根の奈良漬けをまとったフォアグラのコンフィ マンゴーシャーベット添え)、スープ(蟹と蕪のスープ)、活オマール海老のロースト、お口直し、メイン(ブータン・ノワールのりんごジャム添えパイ包み焼き)、デザート(グレープフルーツプリンと抹茶)、エスプレッソと焼き菓子付きという構成。
コンパクトな広さの店内で奥にとても落ち着ける二人席があります。
この席、とっても気に入ってしまいました(笑)
さて、まずアミューズ。シュー生地にサンドされたハムのムースにチーズが入ったもの(?)、これが小指の先ぐらいの大きさのものなのですが、その大きさと反比例するかのごとく存在感がある濃厚なムース、シュー生地もサクサクしていておいしいです。まずここでぐっと引き込まれてしまいました。
二品目の奈良漬けとフォアグラはマンゴーシャーベットも合わせてどうぞと薦められたのですが、奈良漬けのしゃきしゃき感、フォアグラのコクのあるとろり感、マンゴの甘みこれら3つの味が口の中でとろけ、不思議なでも美味で初めて体験する味わいです。全く種類の違う物なのに不思議とマッチしていました。
オマール海老は調理する前の生きている海老をテーブルまで持って来てくれます。
とても嬉しいサービスでしたが、食べている最中、生きている海老を思い浮かべてしまって複雑でした...。
新鮮さを失わないようにということらしくあまり火を通さず、やわらかなとろりとした状態で頂きます。
メインのブータン・ノワールとりんごジャムを詰めたパイもおいしかったです。ワインを飲みたくなるようなお料理でブータン・ノワールの臭みをりんごで調和してくれる感じでさらっと頂けました。
さてさてデザートのグレープフルーツプリン。こちらのガスパールの看板デザートらしいです。
グレープフルーツのほのかな苦みが心地よいプリン。ガスパールザンザン(プリンブティック)で販売されています。
次回は野菜コースにするぞ!と誓い、コートをはおりエレベーターに乗ろうとしたら、なんと女性スタッフの方から「女性のお客様に」ということでグレープフルーツのプリン(3個入り)を戴きました。体が固まるということはこういうこと?という感じで手がすっと出てきませんでした(笑)嬉しさが後から込み上げ、また行こう!と思ったのは言うまでもありません(笑)
そういえば、女性のお客様が多かったような...。
季節の素材をセンス良く使ったお料理が多かったので、春にまた訪れる予定です。