曇りのち晴れの今日（笑）鎌倉にある明月院へ行ってきました。
鎌倉に行っているわりにはなんと10年ぶりの訪問です。
突然明月院のあじさいが見たくなったのです。
母と鎌倉駅で待ち合わせをし、まず小町通りにあるRans Kamakuraというイタリアンでランチです。
予約はしていなかったのですが２テーブル空いていてラッキーでした。
小町通りからちょっと奥に入った場所にあるのでとても静かで小さな中庭があり木の枝にはリスが歩いていました。
中庭に面した奥のテーブル席にし、窓（扉？）が開けられていたので涼しい風がすすっと入ってきてそれはそれは気持ちよかったです。
デザート付きのセットを選び、前菜（３種類から選択）は金目鯛のカルパッチョ、パスタ（２種類から選択）はキャベツとしらすのパスタ。
デザート（数種類から選択）はオリーブオイルと藻塩のジェラート、カプチーノ。
自家製のフォカッチャ付きです。
自家製のフォカッチャはフォーチュンクッキーのような形でかわいい手のひらサイズ。
できたてでもちっもちっとしておいしかったです。
一人一個だったのでもう少し食べたかったなあ...（笑）
パスタはピリ辛でアルデンテもちょうどよかったです。
デザートが面白く、藻塩というのが気になり選んでみたのですがイメージどおり「しょっぱい」けれど自然な奥深い味。オリーブオイルのしっとりなめらか感と香りもふわっと広がり、
大人のデザートという趣きです。
藻塩というもの自体初めて知って味わったのですがあとで調べてみたら
海水+海藻の両方の成分が含まれているとのこと。とても体に良さそうですね。
以前どこかのお店ではお豆腐にオリーブオイルがかかっていたものがあってこれがおいしかったので我が家でも何かしらこれに使えるかな？合うかな？と考えるようになりました。
さてさて、目的のあじさいへ。
やはり見頃からか平日月曜日なのに人でいっぱいです。
樹木生い茂る緑いっぱいのお寺に真っ青なあじさい達が目の前に広がり、緑と青紫のコントラストに感動しました。
しとしと雨の中のあじさいも風流があってよいのかもしれないなあ...なんて思いながら一つ一つのあじさいの顔、表情を堪能しながらおいしい自然の空気を胸いっぱいに吸い込みながら明月院の中へゆっくりゆっくり進んでいきます。
その土地土地によって、場所によってあじさいの性格、表情が違うのが面白く、こちらのあじさいは古風でかつ気高く、品の良さが感じられます。
四季がある国に生まれ育ったことに感謝し、良いものを見て触れて感性、感受性を磨いていくことの大切さを実感しました。
