刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

クリスマス☆彡

今日はクリスマス。午後はやっと時間ができたので前々から作りたかったネット編みのキャミソールを編み始めました。夕方はブルーとお散歩をし、のんびりな一日です。

夜はお家でご飯を食べて、ケーキを食べて、プレゼントを開けて...と過ごす予定です。

早くマイスオミさんから送られてきたBOXを開けたい...(笑)


ケーキはタカシマヤで予約して買ったパティスリー タダシ ヤナギのファンテジーフロマージュです。

北海道産のクリームチーズを使用した、ムースのケーキ。
マンゴーなど、南国フルーツのクリームで酸味をきかせ、
爽やかな味わい

という説明文にひかれたのです。昨日お腹いっぱいの状態なのにあれからちょこっと頂いてみたのですがまさしく爽やかな味わいで、いくらでも食べられそうな軽さがあり、ふわっとしています。口の中で淡いチーズ、マンゴーの酸味が溶けてパーッとおいしさが広がり、その後雪のようにすっとトロッと消える感じです。まさしく好みのケーキだったので私達はやった!と大喜びです。ピンク色のドーム型をしている部分はストロベリームース。マンゴーは中にサンドされていました。

丸山珈琲ブレンドとともにお夕飯後頂く予定です。


と、ここからは私のひとりごとを...

昨日電車に揺られながらふとサンタクロースのことを考えてみました。

サンタクロースって本当にいるのかな?こっそりどこかで見てたりするのかな?と子供の頃クリスマスになるといつも考えていました。夜中寝たふりをして心臓をバクバクさせながら窓をじっと見ていた時もありました。でも変に冷静な所もあって全世界のお家に行くなんて無理だよとも思っていました。

子供の頃、父がこっそり眠っている私の枕元の上にプレゼントを置いてくれたことがありました。直接見てはいなかったけれどなんとなくわかったのです。父は「知らないよ」と言っていたけれど...。
サンタ論議をすると「お前は目に見えるものしか信じないのか?」と言われました。


大人になっても時々考えることがあります。サンタクロースはもしかしたらあの真っ赤な洋服を着ているとは限らないのではないか、トナカイが一緒とは限らないのではないか?妖精なのかもしれない、心が純粋な人しか見ることができないのかもしれないとも思いました。そうだとしたら私は一生見ることができないかもとふと悲しみに襲われ、でも待てよ、サンタクロースって分け隔てなく皆に公平であり親切で優しい方であるはず...。

するとまた別の考えも出てきました。もしかしたら、私のすぐ隣にいるかもしれないし、隣町にいるのかもしれない、すれ違った人かもしれない...と世界中の人がサンタクロースというものになりうるのかもしれないという考えに変わってきました。「フラニーとゾーイー」という本を思い出したのです。

でもやっぱり本音を言えば、たとえば窓から何気なくふと外に目をやると、真っ暗な空をすっと光りながら横切っていくサンタさんを見てみたい気もします(笑)今の何?って。

目の前で見るのは...ちょっと避けたいかな...神々しさに震えがきそうだから...(笑)