今回はちょっとしっとり系の文章で(笑)
今日から二泊三日の母娘那須旅行です。
お世話になる宿泊先は二期倶楽部のNIKICLUB&SPA。
那須は子供の頃に一度訪れていて今回で2回目。
特にどこかへ行こうという予定もない全く白紙の旅です(笑)
都内は朝からどしゃぶりで、新幹線に乗る時には雨はすっかり上がり喜んだのもつかの間、そのまま雨雲と一緒に移動したようで(笑)那須塩原駅に着いた時はどしゃぶりでした。
お昼ご飯は那須高原ビュッフェvoi-etta。
新幹線の中で突如決めたお店です(笑)那須高原で採れたお野菜を使ったお料理、スイーツなどがあり樹木を臨むカウンター席で雨がおさまるのを待ちながらのゆっくりランチをしました。
左の写真は自家製シフォンケーキ、ニンジンのロールケーキ、かぼちゃのケーキ。
さて、次はどこへいこうか...と思ってガイドブックを眺めていたら「ステンドグラス美術館へ行きたい」という母の一言で那須ステンドグラス美術館へ行くことにしました。
こちらでは1800年代にイギリスで作られたアンティークパイプオルガンとドイツ製のアンティークオルゴールの演奏を聞くことができます。
両方とも鑑賞してきたのですが、特にパイプオルガンの生演奏はよかったです。
曲はアメージンググレース、G線上のアリア、カノン、威風堂々。
1893年のバラ窓、1900年初期のアメリカ製の「聖書の風景(ティファニー)」があるセント・ラファエル礼拝堂内を素朴で重厚な音色が響き渡り、心がすっかり洗われました。
私はクリスチャンではないけれど、どうして教会の中に入ると厳かな気持ちになり、涙が出てくるのでしょうか。自分で飾り付けた装飾をはぎ取られ、赤裸々な自分になり、今日までの人生、行いをまざまざと見せつけられ懺悔のような気持ちにさせられました。
神の前では無力であるということ、権力、富、名誉など関係ない皆同じ「人間という生き物」であるということを実感させられます。
演奏が終わるまで涙がずっと絶え間なく瞳を濡らし続け、本当に困りました(笑)
母も同じ気持ちだったようです。
時々、教会など神を感じることができる所に足を運ぶのは良いことかもしれないと思いました。
また所々に置かれているステンドグラスのスタンドランプも必見です。
癒された母娘(笑)はそのまま二期倶楽部へ。
広大な土地が広がり、森林浴が楽しめる場所にあり、平日からか静寂が辺りを包みそれはそれは素敵でした。
私達が泊まったお部屋はパビリオンスタンダードというワンルームのお部屋。家具で仕切られたベッドルームとリビング、それにテラスがあります。
今日のお夕飯はガーデンレストランで頂くことになっており、その前にSPAの温泉を堪能してきました。
二期倶楽部はオーベルジュということをメニューを見て思い出し、お料理の量と豪華さにうっとりしながらも食べられるかなという一抹の不安もありました(笑)けれどガーデンレストランはスパキュイジーヌなので意外と軽く、おいしく頂き、あっという間にデザート。私はチーズが大好きなのでデザートをオーガニックチーズとドライフルーツのアンサンブルに変更してみました。4段のかわいいチーズスタンドで運ばれてきたチーズ達に私は大喜び。残しておいたワインと一緒に頂きました。
キッチンガーデンで育てられたお野菜たちも新鮮で、都会では味わえないおいしさ。
お腹いっぱいの私達はお夜食のおいなりさんは遠慮させて頂き、ゴロンとベッドに横になり夢の中へ。
枕が3種類あるので好みで選べるのが嬉しかったです。