刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

SUPER 8を観る(ネタばれあり)

「SUPER 8」を観てきました。

予告の映像を観てものすごく期待していたので、映画の出来との落差が激しく...がっかりして帰ってきました。

列車の事故の映像でこれから何かが起こるという恐怖感、子供達の会話のやりとり、ところどころに緊迫感があるのはよかったのですが...ラストの締めくくり方、主人公と異星人との会話の少なさ、触れ合いのなさからかお互いが理解し合っている、心が通じているということがこちら側に全く伝わってこない悲しさ、あっという間に宇宙船を作ってしまい突然地球から去ってしまうあっけなさ...あのような状態で自分の星に戻って地球のことをどう伝えるのだろうと余計な先の心配までしてしまいました。


焦点を絞ったストーリー(例えば異星人と地球、または異星人と主人公達の交流)にした方がよかったのではないかと思います。

テレ東の「やりすぎコージー」で語っていた関さんの「この映画のメッセージ」とはどういうことなのかな?とものすごく考えてしまいました。
無理矢理作らされた地球外生命体の存在のプロモーション映画なのでしょうか?ロズウェル事件がモデル?
うーん...。


空軍がしてきたことに対しての怒りとはいえ、この映画を観ると地球外生命体に対してどのような心持ちで接すれば、受け入れればよいのだろう?とちょっと複雑な気持ちになってしまいました。