刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ストラスブール3日目

今日は午前中にレジョスコープさんの「モンサントディールとオベルネ」のツアーを予約してあります。

日本語ツアーがないのでEnglishのツアーに参加ですが、ガイドさんが気を遣ってゆっくりお話して下さるのでほっと一安心(笑)

スロバキアの男性、カナダの姉妹、ブラジルの女性、アメリカ在住の日本女性と国際色豊な参加者。
アメリカ在住の日本女性の方はフロリダにお住まいで、ストラスブールの前にパリも訪れたそうです。

彼女がイメージしていたパリとは違っていたようで、おしゃれな部分だけ切り取られて紹介されているような気がするといったニュアンスのことをおっしゃっていて私達も同じ思いだったのでやはりそうなのかなと...。

電車に乗らず、車だけで生活をしている方々にはパリは最高の街なのかもしれません。今回地下鉄を利用して相当いやな思いをしたからそう思うのかもしれませんが。子供のスリ集団の多いこと。何度も見かけました。

日本の治安の良さを改めて実感です。

さてさて、お天気は昨日とは打って変わって雨模様。

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ストラスブールから車で50分ほどのところにあるモン・サントディール(Le Mont Sainte-Odile)修道院(アルザスの巡礼地)は標高764mヴォージュ山中にあり、一気に冬の気温になります。

ここからの景色も最高です。晴れ渡っていればフォレ・ノワール(黒い森)も見られるそうなのですが...今日はちょっと無理でした。山麓にあるオベルネも一望できます。

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こちらはオベルネ(Obernai)。
ヴォージュ山脈、サント・オディール山のふもとに位置する13〜16世紀の建物が並ぶ街です。

オベルネの鐘楼
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聖オディールの噴水と広場です。
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寒かったのでクレープ屋さんに立寄り、あったかいコーヒーとシュガークレープを頂きました。
ガレットやクレープはお店によって味や見た目が違うので何度食べても飽きません(笑)
おいしかったです。

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午後、ストラスブールへ戻り、Hotel Cour du Corbeauへ行ってみました。
こちらの建物(16世紀のもので改装済)を見てみたかったのです。

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それと、旅の最終日、こちらのティーサロンでゆっくりとティータイムを...と。

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二人だけの静かなテラス...かわいいアジサイと一緒に。
これで帰国できそうです(笑)





夕方ストラスブール空港からパリのCDGへ飛び、日本へ帰ります。
寂しいですね。6日間でしたがものすごく長く感じました。
アルザスの生活にアルザスの雰囲気にとけ込んで楽しくて楽しくて...。
楽しいと普通は短く感じるものなのかもしれませんがとっても長く感じたのです。
なぜでしょう?一ヶ月ぐらいいたような感覚です。

騒音がなかったり、地震がなかったり、通勤もなかったり...。
鐘の音と鳥のさえずりばかり耳にしていた日々だったので...戻れるか心配です(笑)