刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

里帰り、藤沢へ

里帰りです。

都内とは違って空気も澄んで、気温が若干低め、蝉もたっくさん鳴いていて、眩しい太陽...と「夏」を五感で実感してきました。


母とは駅で待ち合わせをし、まず藤沢にある「Madame Rouge (マダムルージュ)」というブーランジェリーでパンをいくつか買ってきました。
お店の外観がフランスっぽいというか「おいしそうなパンがあるかも」と思わせる感じで素敵です。試食もあり、とても気さくで笑顔が素敵なマダムが「おいしいですよ」とバルサミコも勧めてくださりランチ前ですが頂いてしまいました。
ぶどうパン、ドライフルーツがぎっしり入ったパンとクリームパン、ブリオッシュなどをお買い物です。


そこから、茅ヶ崎にある「LE NICO a Ominami(ル・ニコ・ア・オーミナミ)」へ。
4月にオープンしたばかりのお店です。
真っ白なモダンな建物、店内も白で統一されてすっきり、窓も大きく採光が良くて明るいです。


予約で満席、平日の昼間ということもあってかマダムでいっぱい、圧倒されてしまいました(私も一応マダムですが...)(笑)

男性客は我が夫ともうお一人の2名だけ。店内はとっても賑やかだったので母との会話も自然と大声になってしまいました。


ランチは前菜、メイン、デザートのコースにしました。ドリンクは珍しさと興味でフランスのブルゴーニュ・シャルドネのぶどうジュース。
こういうノンアルコールがあると嬉しいですね。もう待ってましたという感じです(笑)
これが濃厚なのですが、軽い口あたり、葡萄の旨味がさらっと喉元に残り最高でした。


白樺のカゴにはパンが3種類。
前菜はカッティングボードにのせられてやってきました。


かぼちゃのスープ(コンソメジュレ入り)、帆立とトマト、キッシュ、トマトとアボガドと蟹とイベリコのハム、中心には自家菜園のラディッシュです。さすがに採れたてのラディッシュは香りよく、味も深くおいしかったです。かぼちゃのスープもまろやかで、帆立も潮の香りが漂いやわらかいのです。

メインはカツオのムニエルかスペイン産のラルポーク。我が三人はラルポークにしました。


ジューシーで、やわらかく、脂身もさっぱり。ちりばめられたブラックペッパーがぴりっとアクセントに。

かぼちゃのスライス(生で頂けるサラダ用)が淡白な味で面白かったです。


デザートは大人のデザートという感じで甘さが抑えられていてセンスよいものでした。
紅茶のジュレ、ライチのソルベとすいか、フランボワーズとチョコ。

甘いものが苦手な夫は大喜びでした。

最後はお庭のフレッシュハーブティーでしめました。ミントとレモングラスでお口の中は爽快で気分もすっきりです。
ハーブティーの注文が入ってから摘んできたようなのでまさしくフレッシュですね。

母は大変こちらのお店を気に入ったようで次回は友人と来たいと言っていました。
ただ、お料理の選択肢が少ないかなというのと、スタッフが慌てている感があってせわしない感じはしました。
でもまだオープンして間もないというのもあるからかもしれませんね。


実家に帰ってからはゴロゴロ、ダラダラ脱力状態でなんとお昼寝もしてしまい、お夕飯は母の手作りカレーです。
母の愛情こもった手作りカレーも最高でした。帰り際はあれも、これもと包み始め(笑)、とうもろこし、手作りの松茸ご飯、かぼちゃの煮物、トマト、メロン...などをもらってきました。

お母さんいつもありがとう...感謝です。


今日はいい夢がみれるといいなあ。