海街diary5が発売されました。
今回はちょっと辛い内容でした。
といっても毎巻どこかで泣いているのですが(笑)
あたりまえのように側にいる人でもいつかはお別れしなければならない時がやってきます。
私はどうも現実逃避するところがあって、わかってはいても辛い、身を切られるような思いをするものを見ないふり、奥深くに隠してしまいます。
でもそれは現実であり、必ず通る道であり、「大人」であるのだからしっかり受け止めなくてはいけないと反省し、自分のよくないところと自覚しています。
心が沈んでいる時、青空が、お花が眩しく輝いて際立って見えるんですよね。
太陽がいつもより元気だったり、空気がものすごく軽くて清らかだったり、風が妙に柔らかかったり...。
小さな塵が煌めいていたり。
ついていけなくて、疎外感を感じたりもします。
そして淡々といつものように時は流れていくのです。
「海猫食堂」のカレーはこれからもずっと引き継がれて残っていくのでしょうね。
人は死しても、永遠に残せるものがあることにハッとさせられました。
「味」というものがあることを...。
やっぱり、海街diaryはいいですね...。
死ぬまでずっと読み続けたい「本」、これからも未熟な私にたくさんたくさん気づかせて、学ばせて欲しいです。