先日、スパイラルで開催されている『STITCH SHOW』出版記念展]へ行ってきました。
矢崎順子さんの『STITCH SHOW 刺繍のアート&デザインワーク、ステッチで描く50の表現』の出版記念展覧会です。
書籍で紹介されているクリエーターの方々の作品を直接拝見することができる貴重なイベントで、スパイラル1階の奥では矢崎さんの刺繍のワークショップが開催されていました。
矢崎さんご本人がいらしていて久しぶりにお話をすることができて嬉しかったです。
今年は書籍関連で忙しかったので来年はレースのワークショップをやってみたいとおっしゃっていて、レースのピアスを付けていらっしゃいました。
参加者のクリエーターの方々の中には独学で刺繍をマスターされた方もいらっしゃるそうで、あらためて「物づくり」はセンスだな...と実感です。自分の世界&デザインを生み出すことの大変さ、難しさを最近つくづく感じます。
レンミッコの作品も展示されていました。
壁にかけられた大きな作品で、どんな素材でも刺繍に取り込みながらも統一感をもたせ立体感があり素敵でした...。
なんでもステッチできるんですよね。フェザーとか木とか端切れとか極太の毛糸だったり。
穴を開けることができるものはなんでも?(笑)
emi takazawaさんの作品は遠くから眺めていると一色のファブリックを使用しているのかなと思いきや近くで見てみると花びら一枚一枚に細かな刺繍が施されていて驚きです。
一枚のファブリックにただ刺繍をするというだけでなく、刺繍したもので何かを作る、ルールなどない自由な思うがままのステッチや糸を重ねて作り上げたり、ビーズいっぱいの華やかなものなどなど素材を変えていくことで全く違うものに変化する面白さ。
楽しいですね...刺繍って。
そういえば、刺繍糸を整理していたら矢崎さんの「刺繍カフェ」の時にいただいた木のフォークがたくさん出てきました。ちょっとしか残っていない刺繍糸を整理するのに一役買っています。