今日は「お伊勢さん観光案内人」の山下さんに外宮と内宮を案内して頂きました。
外宮は正宮〜風宮〜土宮〜多賀宮という行程です。
日本の聖域と言われる神宮。人の手が加えられていない樹々の中、畏怖の念を抱きながら「小さき自分」は一歩一歩静かに歩いていきます。ひんやりとした澄んだ空気に包まれていくうちに心も体も少しずつ洗われていくのが気持ちよいです。
ザラザラ、トゲトゲして薄汚れた表面がきれい滑らかになっていくような感じです。
でもそれすら申し訳ないようなそのようなものを落としていくのが申し訳ないような複雑な気持ちもありました。
時々木に触れて温もりを感じたり、決して踏み入れてはいけない聖域を遠くから眺めることによって「人間」の存在の意味を思ったり...。