刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

加茂克也展へ


今日はレンミッコのお教室の日。
Numero-2(レベル2)のコースの6回目を終え、ようやく来月修了(7回目)です。

好きな色が選べる仕上げのスパンコールはピンクとパープルの2色に。

真っ白で統一されていた中に、パッと明るい色のスパンコールが入ると雰囲気が一変します。


完成したらカットして布地に縫い付けて何か作ろうかと思ったのですが...完成目前が近づくにつれ切る勇気がなくなっていきました。


額に入れて飾ることにしようかな...(笑)



お教室の帰り、ラフォーレミュージアム原宿で開催されている「加茂克也展‘100 HEADPIECES’〜世界のランウェイで異彩を放つ、日本人ヘアデザイナーの脳内世界」へ行ってきました。


ヘッドピースを直接見たかったのと、アイデア、センス、感性など加茂克也さんの世界に触れてみたいというのもありました。


スマホ(携帯)での撮影ならOKということで来場者の皆様はパシャパシャ撮影していました。私がうっとり見とれてしまったものを何枚か掲載します。



白一色、これらはおそらく紙で制作されたと思うのですがなんと華やかでゴーシャスなこと。



こちらは鳥の羽根のヘッドピース。

ヘッドライン、配色が絶妙で素敵です。



ドライフラワー?とファブリックを組み合わせたヘッドピースがお洋服と合っていてかわいいですね。


お花で飾られた大きな耳、妖精?どこか違う世界からの来訪者?...のような感じに見えます。



アトリエも再現されていたのですが、グルーガン、カッター、はさみなどが置かれている雑然としたテーブル、本棚などがありました。
ここで頭の中に浮かんだものを形にしていくのですね。


既成概念に捉われない、枠に捉われない自由な発想とアイデア...実感させられました。


脳の中には多種多様な世界が存在し、広がっていてそれは人ぞれぞれ違うんですよね。
クリエーターの方々の作品に触れていつも思うことです。