My diary

私の刺繍の作品の紹介、日々の出来事を綴っています

20代の頃の私...

20代の頃8年ほど勤務していた会社の上司お二方が旅立たれ、今月お別れ会があります。
仲人をして下さった方と私の上司だった方です。

悲しみと時の流れの速さに驚愕し、すっかり忘れきっていたあの時代の出来事が濁流のように私の体の中を駆け巡っていて、ただいま感傷的、情緒不安定な感じになっています。

華やかな音楽業界のお仕事、公私にわたってのたくさんの方々との出会いそして恋愛、タクシーで帰るほど飲んで笑って騒いで、長い長い通勤時間にクタクタで、社内の人間関係に悩み続け、ストレスで悲鳴をあげていた身体、それを振り払うかのごとく有給休暇をとって友人たち、家族とあちこち旅をして...。

あの頃にあった出来事全てが鮮明に蘇ってくるのです...。
つい先日まで良き思い出となって昇華されていたのに、どこか遠く果てしない所にあったものが頭と心の中に戻ってきてしまいました。

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(写真は社内報より)

20代の私は箱入り娘状態で真面目で曲がったことが嫌いで優等生に近い生活をしていました。
母親は絶対的な存在で否定されて育ってきたので、まずそこからの脱却。
社会に出て揉まれ、否定され、鍛えられ、「黒と白」だけではなくその間に無数の色があることを思い知らされ、何が正しいではないまず自分の個性は何なのか、自分が一番欲しているものは何なのか、「自分」というものをどう説明するのか、自分の考えをはっきり言葉にして言うことの大切さ…。
職場には誰一人として同じ人がいなくて、個性豊かで皆んな各々独自の世界を持っていて大切にしていました。
それが普通であるということを教えていただきました。

お給料を頂いて修行させてもらっているような感じで今考えると申し訳ない気持ちでいっぱいです。
おそらくもう二度と来ない濃厚で濃密だったあの頃の時間。

そして…私は今大好きなことをしています。
有難いことです...。
皆様どうもありがとうございました。