義父、義母、義兄夫婦と修善寺行ってきました。宿泊先は「柳生の庄」です。
修善寺は一度だけ訪れたことはあるのですが、立ち寄っただけだったのであまり記憶にありません。
今回は探索しながら、この土地の歴史などに触れてみようと思っています。
一日目の今日は、修善寺へ到着後、「朴念仁」というお蕎麦屋さんへ行く予定だったのですが、「この時間は込んでいるよ。他にもおいしいお蕎麦屋さんがあるから」とタクシーの運転手さんに強く勧められ「やまびこ」で野菜手打ちそばを頂きました。
数種類のきのこ、山菜などがたくさん入っていておそばも腰がありとてもおいしかったです。
その後そこから数分の所にある「虹の郷」へ行ってみました。菊花まつりというのが開催され、辺り一面色とりどりの菊、菊、菊。
こちらでは五月に菖蒲が楽しめるらしいです。
ここのお土産屋さんで「干し椎茸」をお買い物。
そこから「柳生の庄」へタクシーで向かったのですがあら不思議...「柳生の庄」の方二人が道路で待ち構えていて誘導してくださったのです。なぜ到着することがわかったのかなと驚いたのですがタクシー会社の方が連絡をいれてくださったのでしょう。
竹林に囲まれ、とても落ち着いた風情のある旅館です。
玄関脇の池には鯉が泳ぎ、水で浄められた玉砂利。正面玄関では仲居さんがずらりとお出迎えです。
お部屋に案内されると抹茶と和菓子が供され、日々車の騒音の中で生活している私は無音の時間にただただ酔いしれるばかりです。
ところどころに可憐な小さなお花が控えめに生けられていてほっとさせられます。豪華な生け込みよりも私はこちらの方が好きです。
私達のお部屋は「夕月の間」です。
夕食はこれまた豪勢で食べきれるかなと心配でしたが、なんとか全部頂くことができました。味付けもあっさりしていて苦手な揚げ物がなかったからかもしれませんが...(笑)
どれも大変おいしく、特に印象に残ったのは八寸、煮物(備前海老芋万頭)、酢の物(蟹、フォアグラ入り)、甘味の羊羹です。
食後はお部屋に置かれていたお香を焚き、庭園を眺めながらゆっくりと静かな時を過ごしました。
それから露天風呂「つうの湯」へ。極楽極楽...。