刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

ブルーを預け上海へ 一日目

愛犬ブルーと共に成田空港へ向かいました。
といってもブルーだけはペットインロイヤル成田エアポートへ。

一緒におでかけと思っているだろうブルーには残酷かな...とちょっと悲しくなりましたが、空港まで一緒に行って、帰りは到着後すぐに会えるというのが私達には一番の魅力です。
またブルーは子犬の頃前足を骨折し予後が悪く今現在も力が入らない状態です(走り回ったり、多少の段差も飛んだり、お散歩などは普通にできます)。
それでも宿泊できるのは大変ありがたく、病院が併設されているからこそできることです。

ホテルは清潔感溢れ、フロントに置かれてあるシルバー色のベルを鳴らすとホテルの方が現れ、ブルーの性格、習慣などこと細かく質問し、A4ほどのカード?カルテ?に書き込んでいきます。気が小さい、紙袋のかさかさ音が嫌い、ウンチがおしりに付いてしまうと動かなくなる、後ろ足を脱臼することがある、お散歩は一日一回か二回か...などなど....。
フードも一日ごとに小分けし、クッキー、目薬も持参です。

ホテルの前にはドッグフィールドがあり、こちらで遊ぶ時間もとってくれるらしいです。

お部屋はちょっと奮発してデラックスルームに。スタンダードルームで十分だと思ったのですが...我が夫がデラックスと...(笑)
本当に親バカです。


私達はお姉さん達にブルーを預け、一路上海へ。ごめんねブルー...。
しかし、朝の上海便、全く旅行気分になれないのはなぜ?ビジネスマンに囲まれて私まで仕事で行くみたいな気持ちになりました(笑)
国内線みたいな雰囲気だなと夫がぽつり。



上海は今回で3度目。4年前に行った時よりどのくらい変化しているだろう?ととても楽しみにしていました。
航空券を持っているのでツアーのランドオンリーという形で参加で私達の旅のお手伝いをしてくれる方はガイドの張さん。



一日目の午後はフリーで夜は灘外楼でディナーというオプショナルをつけてみました。
ホテルは2度目のフォーシーズンズ上海。1度目はオープンしたばかりの頃だったのでまだ静かな感じでしたが、今回は欧米人の大型バス、バス、バス...入り口は車で大混雑です。
もともと狭いというのもあるのですが...それだけ上海にたくさんの人が訪れるようになったということなのかもしれません。


真っ先に訪れたのは瑞金賓館。こちらの建物をじっくり見てみたいというのと、Face Barでお茶がしたいというのが目的です。
歴史、威厳、気品が感じられ、近寄り難い雰囲気を漂わせている一号楼、緑に囲まれて車の騒音もかき消され、ほっと一息できる場所で広大なお庭が印象的です。ガイドの張さんはこちらで結婚式を挙げたとのこと。うらやましい...。


Face Barにはテラス席があるのでそちらでローズの蕾のお茶とヴィザージュのケーキを頂きました。エリック・ペレーズ氏のケーキです。

在米フランス大使館、リッツカールトン、ヒラリー・クリントンの誕生日パーティーなど経歴が華やか...。
このヴィザージュ、新天地にもお店があります。




写真はチーズケーキです。
私はホットチョコレートケーキを頂きましたが、海外によくある甘いケーキというのではなく、丁寧に繊細に作られていてセンスのある方だなと思わせる一品です。

柔らかいチョコのスポンジケーキの中からとろりと温かいチョコレートが現れ、口の中で二つが解け合う感じがとても良いです。





4号楼の建物を眺めながら頂くケーキは格別。
今度来る機会があったら瑞金賓館に宿泊したいです。



さて、灘外楼のディナーですがこちらはがっかりです...。

外灘十八号というビルの中にあります。

オプショナルではなく、自分自身で来店しアラカルトでオーダーするべきだったと大後悔。ちなみにメニューは前菜三種、フィッシュスープ、野菜の炒め物、酢豚、牛肉を焼いたもの(ステーキ?)、チャーハン、マンゴプリン、フルーツといった内容です。
これで6000円。
場所&景色代が含まれているとガイドの張さん。
このお値段を出すのならおいしいお店を紹介してあげる、ということで明日の夜のお食事はおまかせしてしまいました。


お食事後は外灘をぶらりぶらりお散歩です。

四年前の時よりも夜景はさらに眩しく華やかに...。