先日、月9の「プロポーズ大作戦」の最終回を観ました。最初はウルウルして観てはいたものの、ちょっと待てよと冷静になり、誠実に生きてきた人柄のよい多田さんにこのようなトラウマになりうる不幸な出来事を与える終わり方で果たしてよいのだろうか、お祝いムード一色の結婚式のスピーチで告白はいかがなものか...と後味の悪さも残ってしまいました。
このドラマから波及して映画「バタフライ・エフェクト」を本日レンタルして観たのですが、たとえ過去へ行くことができたとしても、自分の思い通りに変えることなど不可能であり、たとえ変えることができたとしてもそこからまた別の問題が生まれるわけで、人間の欲望には際限がないということを実感させられました。
悲しいけれど最後に行き着いた究極の選択には納得がいきます。観ていないけれどディレクターズカット版のエンディング(セル版のみに入っている)の方を私は支持します。衝撃的だけれど。
ただ、内容的には面白かったのですが、感受性に訴えてくるものがないのがちょっと...。
私も戻りたい瞬間を思い返して数えてみましたが数えきれないので途中でやめてしまいました(笑)
それは自分の人生であったり、家族の生死に関わることであったり、愛犬のことであったり...きりがありません。
心の中にある後悔や反省といったたくさんの小さなかけら達が時々動き回って存在を教えてくれ、その度に二度と同じ過ちを繰り返さないぞと誓うわけで、そうやってちょっとずつ成長していくのかもしれないと思ったりします。「過去を生かして今を生きる」この一言につきます。
ディレクターズカット版を観たいので買う予定です。
元ネタと言われている「バタフライ・エフェクト」を先に観ていたら「プロポーズ大作戦」の見方、変わってしまってたかも...(笑)