刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

ブルーのトリミング日



またまたご無沙汰していたblog。

先月30日の明け方5時、ブルーが突然飛び起きてフーフーと言いながら苦しそうな表情で鏡餅みたいに丸くなったままの状態になりました(そのちょっと前、軽い嘔吐があったのですが水をガブガブ大量に飲んで普通に眠りについていたので特に心配していませんでした)。

私達は飛び起きて診察時間ではないけれどかかりつけの病院に電話をしてみましたがやはり応答がありません。その次に夜間救急という所にかけてみたのですが午前3時で終了というメッセージ。

こういう時、冷静にならなくてはいけないのですが、私達は右往左往のパニック状態。やっと救急対応している病院を見つけタクシーで向かうことにしました。

嘔吐したものが気管に詰まったのかもしれない、それとも心臓か?と不安と悲しみがどばどばと押し寄せ、それらに飲み込まれないように冷静を保とうと必死になっていました。

病院に着くと先生が待機していてすぐ診察をして下さいました。が、ブルーはいつも通り大騒ぎし、呼吸もいたって普通。熱もない。聴診器などで調べてみたが雑音は少々あるけれど特に異常はないとのこと。もし気管に詰まっているようだったらもっと苦しそうにしているし、呼吸がぜーぜーと荒くなるとのこと。緊急を要するものではないとのことでひとまずホッとし、かかりつけの病院の診察時間開始まで自宅待機することにしました。

結局、老齢(11歳)なので心臓発作の可能性という診断。お薬も戴いて来ました。
私はここ一ヶ月お仕事をしていないで家にいてブルーとゆっくりしていたのですが、お仕事を始めて一緒にいる時間が少なくなってしまったのでそのストレスの可能性もあるのかなと申し訳なくなりました...。心臓発作と思いたくない私はフーフー言いながら丸くなっていたのはお腹が痛かったのかもしれない、急性胃炎では?と思ったりもしました。
嘔吐もここ数日何度かあり、今までにないくらいの大量の水をガブガブ飲んでいました。
とりあえず設備が整った病院で心エコーや検査などをしてもらうことにしました。


いまさらながら「命あるものを育てる」のは本当に大変なことなのだなと痛感です...。ブルーの存在の大きさに改めて気づかされ、子供扱いしていたブルーはもう老犬であるという現実に直面し、ブルーがいなくなることへの恐怖が襲いかかります。

今ペットロスになってどうするという感じですが...本当にいろいろな事を考えさせられる一日でした...。



で、それ以来元気なブルーに戻り、今日はトリミングをしてもらいクリスマスバージョンのリボンを付けて頂きました。それと、ブルー用にリースケーキを一つ。リボンがかわいいです。