刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ヘルシンキ&タリン5日目

スリー・シスターズの朝食は冷たいもの(フルーツ、ハム、サラダ、チーズなどなど)はテーブルに置かれてブッフェ式になっていますが
温かいお料理はメニューを見て作ってもらう方式です。

今日はパンケーキをお願いしました。

パンケーキとフルーツとプラムジュース、コーヒー。
なんと優雅な朝食...。ジュース類はもちろん果汁100%です。


天気は晴れ。

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朝から旧市街を散策です。今日は山の手(トームペア)まで足をのばしました。
トームペアはピック・ヤルク通りをひたすら歩いていきます。その先には大聖堂(トームキリク)、トームペア城、アレクサンドル・ネフスキー大聖堂があります。
アレクサンドル・ネフスキー聖堂では朝のミサが行われていました。
それらに立寄りながら先へ先へと上っていくと展望台へたどり着きます。ここからの景色は最高で旧市街、港などが一望できます。

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トームペア城
エストニアのタリン歴史地区西部トームペアにある丘の上の城。 11世紀までにエストニア人は木造の城を建設(Wikiより)。
騎士団の城として建設。
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アレクサンドル・ネフスキー聖堂
帝政ロシアの一地方にエストニアが組み込まれていた1894年から1900年の間にミハイル・プレオブラジェンスキーによって典型的なロシア復古主義のスタイルに設計され建設(Wikiより)。
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美しい通りと言われているカタリーナの通路(下写真)にも訪れました。
タリンはどこを歩いても趣きある、絵になる通りが多く当時の面影が残り、歴史を感じさせてくれるところばかりです。
世界遺産になったのも頷けてしまいます。
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大聖堂 (トームキリク)
1219年にデンマーク人がトームペアを占領して建設した教会。
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その後帰り道、BogaPott(ボガポット)というCafeに立寄りホットチョコレートを頂きました。

午後からはタリンデザインツアーというオプショナルツアー(JTB)を入れてあります。


今日はお買い物などをしようと歩きがてらお店をチェックしておきました。

ZiZiというリネンのお店を発見。スーベニールで販売されているリネンと違ってセンスよく、縫製がしっかりしています。

こちらでテーブルクロスとランチョンマットを買いました。色の種類も豊富でとてもきれいです。

ラエコヤ広場では週末からかマーケットが開かれていてこちらでもリネン(円形)のクロスにレース編みがほどこされているものを購入しました。

リネンは日本よりお値段が安くついつい買ってしまいます(笑)


旧市街の右下辺りにデザインshopが集中しているとのことでそちらを案内してもらいました。

Helina Tilk keraamika(ヘレナ・ティルク)というお店では猫、豚、などの動物やお花などが描かれた食器などが販売されています。
イチゴ柄のグラスを2個買ってきました。

ピック・ヤルク通りを下って少々歩いたところにリンテックスというリネンのお店があります。
カラフルなショウウィンドウに大きなお人形さんが置いてあるのでついつい引き寄せられて入ってしまいました。

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Tulirebase Guildという革製品のお店(ハンドメイドで革カバーに真っ赤なバラがついたかわいい手帳などを販売していました)、エストニアのデザイナーのお洋服のお店、ガラス細工のお店、アイアン雑貨、カタリーナ通路の近くにあるアートshopなどなど。
広場から離れている所に点々と存在しています。

ねずの木で作られたスプーン、アイアンで飾られたミニキャンドルホルダー、ビーズが施されたフエルトのブローチなどいくつかお買い物です。

きりがありませんね...(笑)


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2時間のツアーだったのであっという間で、最後に行きたいカフェを告げてそちらまで案内してもらいました。
職人の中庭という場所にあるPierre Chocolaterie (ショコラテリエ ピエール)です。
ガイドさんに一番ダークなものはどれかをお店の方に聞いてもらってporteri tortというチョコレートケーキにしコーヒーをオーダーしました。

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見た目はよいのですが、なんとこのチョコレートケーキにはチリが入っていてピリピリ後味が残ります。
スイーツにチリを入れるのか...とちょっと驚きました。奥に写っているボンボンショコラもなんとチリ入り。
それに加えてケーキが甘すぎて...(笑)
ガイドさんのお話だとこちらのケーキはお砂糖をたくさん使うのが特徴らしいです。


この日のお夕飯は夫のイタリアンがいいという希望でカタリーナの通路にあるControventoというお店にしてみました。
先ほどのガイドさんが旧市街の中で一番おいしいイタリアンのお店とおしゃっていたのでこちらにしてみたのです。
がやっぱり食欲がわかない、チーズ風味が鼻について食べられないと夫は拒否反応(どうやら日本にあるイタリアンのような味、メニューを期待していたらしい)。
結局残りはすべて私が平らげました。
私は不思議といたって元気で食欲旺盛です(笑)

とりあえずホテルの朝食はおいしく食べているみたいなのでそれでなんと頑張ってもらうしかありません。