刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ヘルシンキ&タリン6日目

朝食はワッフルを作ってもらいました。
外側がパリパリサクサクして薄くて甘さ控えめで感動のおいしさ。
あっさりしてとても気に入ってしまいました。
これにフルーツとオレンジジュースを頂きました。


今日は朝から雨。また気温も冬並みでとても寒いです。革ジャケット、コートなどが必要なほど。
それでも朝から旅行会社から戴いた6時間のタリンカードを使ってあちこち見学する予定です。

ふとっちょマルガリータ(海洋博物館)、聖オレフ教会、旧市庁舎、聖霊教会などなどを見て回りました。

聖オレフ教会。13世紀建築。高さ123.7mです。
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聖霊教会。
14世紀に建てられ、横壁に時計があり六角形の塔です。
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その後城壁に登ってみました。要塞らしく壁には監視窓?があります。
細い階段を登っていくとさらに上へ行くことができますが鳩の住処になっているのかフンがやたらに落ちていました。
展望台とはいかないけれどこちらからの眺めも風情があってよいです。当時はこの通路を行ったりきたりして守っていたのかなと考えてみたりしました。
こちらの城壁沿いはあまり人がいなく、それでいて味のある通路が多くあちこち入り込んでみました。

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ランチはBars & Pubs Kompressor(コンプレッサー)というパンケーキのお店へ。
”大きなサイズのパンケーキ”と本で読んだので一つだけ注文してみました。
想像したとおりの大きさ、具もたくさん入っていたので二人でシェアしてちょうどよかったという感じです。


午後は打って変わってからっと晴れ。

3時頃には戻り、お部屋でゆっくりくつろぎました。


と、この旅に「マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか?」 という厚めの本を持参し、寝る前、時間を見つけては読んでいました。今日もお夕飯の時間まで読書タイムです。
いやいや、今まで誤解していてごめんなさいといったのが正直な感想です。といっても信じてはいましたがこれはそれを裏付ける、確かな著書なのでマイケルのことを語るなら一読するべしという感じです。
日中は異国情緒であふれていましたが夜は頭の中がマイケルの裁判でいっぱいでした(笑)


と、お夕飯は旅行最終日ということでもあり、スリー・シスターズのレストランにしました。

ワインで有名なお店なのですが、お酒が飲めないことをお伝えし、ノンアルコールビールとお料理を頂くことにしました。

私は前菜にフォアグラのソテーとスィートコーンのアイスクリーム、ジンジャーワインゼリー、くるみのゼリー?。

メインはマッシュルーム入りの季節のお野菜のリゾット、デザートはルバーブとはちみつのヨーグルト、バニラムースブリュレ。
久しぶりに満足できるおいしいお料理を頂いたので嬉しくて涙が出そうでした(笑)。
コーンのアイスクリームも甘さが生かされていて絶品です。リゾットはお米の芯がかなり残されていましたがこちらもおいしかったです。

夫は大満足で久しぶりにきれいに完食。


すべてのお料理にハーフポーションが用意されているのでいくつか頼んでワインを飲みながらゆっくり頂くということもできそうです。

白夜なのでお昼のような明るさの中頂いたディナーはなんとも不思議な、ランチを頂いているような感覚でした。

ついに明日は帰国日...。寂しいなあ...。