刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

江原さんの講演会へ

今日は江原啓之さんのチャリティー講演会(めぐろパーシモンホール)へ。

その前にHibusumaでランチをし、海南鶏飯と小龍包を食べました。

鶏肉はピリ辛、お醤油など3種類のタレを付けて頂き、ご飯は鶏のダシで炊いてありお米は細長いもの。
スープもおいしく、ご飯に付けて頂くと柔らかくなってこれまたおいしい。

デザートは愛玉子。湿度が高い蒸し暑い日にはぴったりの酸味があるさっぱりした味でつるっと喉に入っていきます。


そのお店を出てパーシモンホールまでは数分で到着。
講演会の1部はユン・ソン氏のチェロ演奏、2部に江原さんの講演という内容です。

今日はめずらしく開演前に江原啓之携帯文庫 江原みくじをやってみました。初の江原みくじ。
いつもは混んでいたりして並ぶのが面倒だったのであきらめていたのですが、どういうわけか今日はとてもやってみたかったのです。

で、このおみくじの文章を見て愕然とし、私は思わず泣いてしまいました。

「失ったものにいつまでも執着していませんか?どんなにつらく思えても、"失った意味”は必ずあるのです。前に進むためにも、"手放すこと”を覚えましょう。
〜この言葉に今のあなたが映し出されています。〜

その紙の端には「この言葉を引いたのも必然です」と小さく書かれていました。


ブルーが亡くなって三ヶ月が経っていますが、愛用していたマット、ぬいぐるみ、クッション、私が作ったミニ布団などがまだ捨てられないで同じ場所に置いたままになっています。
どうしようかな...と気にかかっていながらもそのままにしていました。

この文章が背中を押してくれ、まず今日はマットを捨てようと決意。

辛いことだけれど、前に進むためには仕方のないことなのかもしれません。


今日のお話の中で、ベジタリアンとお肉派の方々が江原さんのサイト上で論争を繰り広げているというお話をして下さいました。
どちらが良い悪いではなく、お肉でもお野菜でもきちんと感謝して食べているかどうかそれが一番重要であるとおっしゃっていました。

最近、氏名、産地入りの物が多く出回り始めているし、時には顔写真まで入っているものもあります。
それを拝見すると愛情込めて丹誠込めて作ったことが伝わってきます。


今日も考えさせられることばかりで、あっという間の2時間。笑顔を絶やさず、未熟な自分であることを素直に認め、たくさんの人とコミュニケーションを取りながら成長していきたいなと思いました。
今回のチャリティー講演会はNPO国境なき医師団と国際NGO プラン・ジャパンへ寄付されます。