刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。


<出展のお知らせ> 4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館 1階第4展示室)

シグネチャーでディナー

本日11/2は結婚記念日。


マンダリンオリエンタルホテルにあるシグネチャーでディナーです。



予約時に落ち着ける窓際の席を指定しましたら、ご覧のような素晴らしい夜景を眺めることができる席を用意して下さいました。

3テーブル(4人掛け)あるフロアで、ソファ席側に並びでセッティングされ、素晴らしい景色を目の前で楽しみながらお食事が頂けるようになっています。



さすがにミシュランの星をお持ちのレストラン、とても細やかでスマートなサービスに感激することしきり、記念用にとメニューも頂き、食前酒は後々のことを考えお酒に強くない旨をお伝えしましたらノンアルコールの葡萄のジュースを薦めて下さいました。


秋、旬を堪能できる素材を使用した内容のコースで、チーズも付いていて大満足です。



その中でも、「地鶏卵黄のポッシェ 根セロリのムースと秋トリュフ」。これは絶品でした。濃厚で身がしまったとろんとした卵黄とトリュフを一緒に混ぜながら頂くのですが、口の中から鼻の中へトリュフの香りがすっと通り抜け、卵黄のとろんとした触感とトリュフの滑らかな触感のハーモニー(笑)感激でとろけそうでした。




「フォワグラと柿を二種の調理法で」。こちらも二種類のお料理が楽しめる贅沢な一品で、カカオソースで頂くシンプルなものと、ジンジャーとチャツネの香りで包まれたポーチしたやわらかな甘い柿です。

どちらも大変おいしかったのですが、カカオソースの方が好みでした。ビターなカカオとどっしりしたフォワグラに柿の甘みがとってもマッチしていたのです。

お料理はセンスと言いますが、本当に実感です。




メインのお魚料理は甘鯛のうろこ焼きだったのですが、このうろこがカリカリクリスピーで大変おいしかったです。
うろこがこんなにおいしいとは...と新しい発見です。


メインのお肉料理は熊本県産の黒毛和牛「和王」の炭火焼です。
和王という種類、初めて知りました。脂がほどよくあり、柔らかくて量もちょうどよくおいしく頂きました。
添えられているお野菜は賀茂茄子です。



ここまでで5品ですが、その後チーズとデザートが待っています(笑)


チーズはおすすめとおっしゃっていたモン・ドールと梅紫蘇を巻いたヤギのチーズ、大好きなブルーチーズなどを頂きました。
スプーンで頂くクリーミーなモン・ドール...塩辛さが絶妙な熟成されたブルーチーズ...ため息ものでした。
口の中でゆっくりゆっくりころがしながら味わわせて頂きました(笑)


メインのお魚料理辺りからグラスで赤ワインを頂いたので、赤ワインとチーズ...至福の時です(笑)



その後、結婚記念日と予約時にお伝えしてあったということもあり、特別ケーキをご用意して下さいました。
「どうぞお二人で吹き消してください」(といったニュアンスのお言葉)と二本のキャンドルが添えられたケーキ。
一緒にお祝いして下さり感謝の気持ちでいっぱいです。

と感激しつつも、この後も別のデザートあったよね...と思わずカロリー計算しそうになりましたが、食べられる時は思いっきり食べようとすべておいしく頂きました。
お心遣いありがとうございます。


最後はマンダリンオリエンタルのオリジナルハーブティーとともに夜景を存分に鑑賞致しました。
ランチタイム時の眺めも最高なんでしょうね...。


素敵なディナータイムを過ごすことができ、すべての方々に感謝です。
ありがとうございます...。