サントリー美術館で開催されている「森と湖の国 フィンランド・デザイン展」へ行ってきました。
今日も音声ガイドをお借りしました。
展示内には撮影可という場所があります
最初の入り口にあったインスタレーション。
オーガンジーにオーロラが映し出されています。
ユラユラとゆらめきながら色が少しずつ変わっていきます。
空いっぱい、頭上に大きく揺らめくオーロラ、まだ見たことがないんですよね。
死ぬまでに見たいです(笑)
明かりに照らされたガラス器たちの美しいこと。
作品一つ一つ吸い込まれるように見入っていました。
作品自体もさることながら「影」も美しいのです。
この「影」の美しさのことも考えながら作られたのでしょうか。
「影」との融合美...素敵でした。
特にカンタレッリ(アンズタケ)の影にはみとれてしまいました。
ヨーロッパの食器は一式揃えるという形で用途別というのが多いのですが、それに反してティーマ(キルタ)は作られたようです(と、音声ガイドで言っていたような...間違っていたらすみません)。
合わせ方は自由。形、色が違ってもしっくりきます。
どのお料理にどの食器を使用するかも個人の自由。
なるほど...と一人頷いていました(笑)
こちらのバード・シリーズは写真OKでした。
クチバシが開いた「フィスカリーナ」が可愛かったです。
それと、カモの「グラスエイダー」。
こちらはトキの「グリーンアイビス」と「レッドアイビス」です。
ふくよかな、まあるい体つきが良いですね。
湖をイメージして作られたというアールトの花瓶、バード・シリーズ、真ん中にある花を入れる口は本物の枝を入れて開けられたという「蘭 3568」などなどフィンランドの自然の豊かさが感じられる作品が多く、ガラスの器を通して澄んだ空気まで感じられました。
我が家にはカステヘルミのキャンドルホルダーがあるのですが、今日はじっくり、ゆっくり鑑賞したいと思います。いつもティーキャンドルを入れてそのままだったりするので(笑)
イッタラの食器達も大切に使っていこうと改めて思わされました。