maki 日々の記録

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

● ●10/18〜20 パリのCarrousel du Louvre(カルーゼル・ドゥ・ルーヴル)にて開催される
"Salon Art Shopping Paris"のジャパンプロモーションのブースに出展致します。

傳へ

食欲の秋...(笑)


今日は二ヶ月前に予約した神保町にある傳に行ってきました。

お料理の味に加え、粋なユーモア溢れる盛りつけのセンス。


お酒に弱い私達にロイヤルブルーティー(中国茶)を勧めてくださり、ワインのようにお料理に合わせてセレクトしてくださる心遣い。

「おもてなし」とは押し付けるとかではなくさりげなく「お客様」の要望を汲みとって応えて下さる...こういうことなのかと思わされます。


お料理はおまかせコースのみ。
最初にノンアルコールのスパークリングワインと傳最中が登場したのですが、この最中...白味噌で包まれたフォアグラ、柿、秋田のいぶりがっこが合わさり絶妙な味に仕上がっていてガツンとやられてしまいました(笑)


この最中でこれから登場してくるお料理に俄然期待感が高まりもうワクワク状態でした。


こちらは傳タッキー。
某お店のデザインにどことなく似ているBOXの中を覗いてみると...

藁の上に餅米、キノコが詰められてぷっくりした鶏肉。

なんともかわいらしいお姿で焼き具合も程よく、油分もなくさらっとしています。
香りを楽しんでから頂きました。



こちらは朴葉焼き鴨のハンバーグ。
まろやかな味を加えてくれる卵それと銀杏が添えられています。

軟骨のカリッとした食感がアクセントになっていて八丁味噌が味を引き締めています。



こちらはお野菜の盛り合わせ。

ちょこんと顔を出しているのは人参。
ほうじ茶(粉)がまぶされていて土の中から登場したかのような雰囲気。
かわいくて思わず笑ってしまいました。
パリッとしたさつまいもチップス、かりっとした人参、新鮮なふわふわしたお野菜たち。
楽しく頂きました。



最後のお食事はいくらご飯。
こちらは生いくらかなと思っていたら、出汁漬けされたいくらとのこと。
塩分なく、さっぱりしたお味でいくら本来の味が生かされて絶品です。
私が普段頂いているいくらとは全く別物ですね(笑)
醤油づけされたいくら...もう食べられなくなりそうです...。
お米がちょっと硬めで柔らかいいくらの食感ととても合っていました。



味もさることながら笑みこぼれる盛りつけ、味と食感の融合センス...感動でした。


ワインのようにグラスで頂ける中国茶も嬉しかったです。
頂いたお茶はFall in Love、Real Honey、Queen of Blue、Jewel of Flowers HANA...。

Jewel of Flowers HANAはジャスミン茶なのですが、香りが高貴で品があり驚きました。


お品書きはないのですが、次は何が出てくるのかな?という楽しみ、デザート時に添えられた「またきてね」「ありがとう」というメッセージも心に残ります。

私は心の中で「また来ますよ」とつぶやいてしまいました。


明日台風上陸という雨の夜ではありましたが、現実を忘れさせてくれるお料理の数々、ホスピタリティ。都内ではないどこかの旅先で頂いているような感覚...。

素晴らしい時間を下さってありがとうございました。