「エスプリ ディオール - ディオール の世界」
地下1階「ディオールのアトリエ」ではアトリエで働いている方々の技術を直接拝見することができます。
刺繍をなさっている方が日本の方だったのでいろいろ質問をしお話を伺ってきました。
オートクチュールというとLesageのリュネビル刺繍を思い浮かべてしまうのですが、リュネビル刺繍のかぎ針も使用するのですが表からのチェーンステッチが主で、裏返しにしてというよりは表面で縫い付けていく作業(刺繍針によるマントゥーズ法)がメインのようです。
写真のお洋服を作るのに580時間(人数は忘れてしまいました)を要するそうです。細かなステッチの美しさには心が震え、じーっと観察してしまいました(笑)
そのお隣では香水瓶にリボンを付ける作業などが行われていました。一つ一つ手作業で付けていくのを拝見すると香水を買う、選ぶ時の気持ちがぐっと変わってきますね。