maki 日々の記録

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

2020年4/18〜4/23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館)に出展いたします。

台風が去って

台風が去っていきましたが、まだ風が強くそして各地に大きな爪痕を残していきました...。
早くいつもの日常へ戻ることができるよう心から願っております。

前回の台風とは風向きが違っていて、我が家の窓ガラスに正面から猛烈な勢いでぶつかってきましたが、ガラスは震えながらも一生懸命頑張って耐えてくれました。
そんなピリピリしている時に地震も来てさらに不安が増幅。
でも実家の母と義理の母に状況を確認し特に何事もなかったので安心しました。

そんな中、父の言葉を思い出していました。
それは昨晩私の頭の中でずっと繰り返されていました。

子供の頃のこと。
非常に強い台風がやってきて就寝前、停電になりました。
2階の子供部屋から弟と一緒に慌てて1階に降りてきて、家族全員キッチンに集まりました。
真っ暗な中、強風で雨戸はガタガタと音を立て、風のうなり声が響き渡りそれはそれは不安でいっぱいで震えていました。

そんな時父は、

「台風の時停電なんていつものことだ、停電なんて子供の頃しょっちゅうあったぞ」

「ロウソクを出して火をつけよう」

家の中はゆらゆらと優しく揺れるキャンドルの灯りに包まれ、ラジオから流れるニュースをBGMに
「ゲーム持ってこい、トランプもいいな」
そう言って家族全員で電気が点くまでトランプやゲームに興じていました。
そうしているうちにいつの間にか不安や恐怖が薄れていくのを子供心に感じていました。

まだネットがない時代なのでスマホの充電を気にすることなく、戸建てなのでトイレの心配もなかったのです。

父は、
「いいか、地震や火事なんかで逃げる時は必ずアルバムを持っていくんだぞ。お金なんてどうでもいい。子供の頃の写真や今まで撮った写真は二度と永遠に手に入らないんだぞ」
「アルバムはまとめて保管していつでも持ち出せるようにしておけ」

これが口癖でした。
そう、写真は生きてきた証。

なので自分のアルバムは結婚と同時に実家から全て持ってきて今はクローゼットの中にあります。
が...あまりにも大量で持ち出すことは不可能です...。

地震、火事など災害時のことを考え、
全てスキャンして電子化しておこうかな...と昨晩思いました。

そして父の家族への愛情も思い出し感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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こちらは10日にお参りした際、神田明神で。
以前「EDOCCO CAFE MASU MASU」で購入したジンジャーエールとプリンの空き瓶を返却しましたらご祈祷された五円玉をいただきました。
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それと旅のお守りも買ってきました。
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