昨日はmy birthday。
北鎌倉の円覚寺（鎌倉時代後期、1282年北条時宗が創建）、明月院（創建は約850年前前永暦元年1160年）へ行って紅葉を楽しんできました。
こちらは明月院です。
まだ緑の葉が多いですが緑と空の青と紅葉のグラデーションがとても美しかったです。
みずみずしい空気、静かに佇む木々と葉、優しい鳥の声がどこからともなく聞こえてきます。
こちらは石のうさぎさんとカメさんです。
可愛らしくて皆様の注目の的でした。
橋の上から川を覗いている感じでしょうか。
今にも動き出しそうな雰囲気です。
こちらは円覚寺。
明月院の紅葉は静かで厳かな雰囲気でしたが、こちらは「見て見て!」と主張していて伸び伸びしていて元気のよい華やかな紅葉という感じでした。
ランチはお気に入りのお店"ミッシェル ナカジマ"さんで。
こちらはお魚料理の白子とイトヨリ。
ふわふわとろとろの食感でクリーミー。
お肉料理は鴨胸肉のロースト、グリーンペッパーソース。
デザートは林檎、蕎麦、マスカルポーネ。
蕎麦はスフレにしたものを砕き、蕎麦の芽とシュガーでコーティングされた蕎麦の実が添えられていました。
素材の組み合わせ、美しく変身させてしまうセンスにいつも感動を覚え、一口食べるごとに幸せな気持ちになります。
「おいしい！」と食べることができることは本当に幸せなことで感謝をしなければいけないこと...そう思いました。
青空と紅葉、そして鳥の声...木々から発せられる透明で澄んだ爽やかな空気をいっぱい吸い込み体内を浄化し、たくさん歩き、美味しいものを食べ素敵な1日となりました。
そしていつも鎌倉へ行くと必ず立ち寄るお店が２軒。
丸山珈琲で豆を買い、ロミユニ・コンフィチュール（Romi-Unie Confiture ）でいちじくとポルト酒とシナモンのAtmosphere（アトモスフェール）とこの時期に登場するりんご、ドライフルーツ、ナッツとスパイスのNoel（ノエル）、パンケーキミックスを買ってきました。
最後に
円覚寺の拝観時に頂いた券の裏に書かれていた「禅のこころ」。
”総力をあげて”
長い人生で時には死にたいと思うほど、辛く苦しい時もあると思います。
そんな時に、あなたの足は死のうとしていますか？
ちゃんと大地を踏みしめています。
あなたの足は死のうとはしていない。
手も死のうとはしていない。
内臓も一生懸命消化しようとしているし、目も同じです。
60兆ある私たちの体の細胞はみな生きようとしている、それが真実です。
「もう死んでしまおう」と思っても体の中では、内臓などがいのちを生かそうと絶えることなく働いている。
その働きこそ仏様なのです。
そんな素晴らしいいのちを今こうして生きているのです。
