刺繍作家 makiのひとりごと

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

<お知らせ>
● 2021年4/18〜4/23 アモーレ銀座ギャラリー主催 "ベラドンナ・アート展"(東京都美術館)出展予定
● 2021年(予定) "Made in Japan Exhibition in New York"(Noho M55 Gallery)出展予定
展示前に観覧することができる、Made in Japanの特設オンラインストア(https://www.jcatny.com/mijonline-store)がオープンしました。

京都へ 1日目

11/20から2泊3日で京都へ行ってきました。
京都は...もう10年以上前に行ったきりで本当に久しぶりです。
宿泊先は「ザ ホテル青龍 京都清水」。

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1日目は朝早く新幹線に乗りそのまま嵐山へ。
連休前の平日ということもあり混雑することなくゆっくり散策できました。

桂川にかかる渡月橋と紅葉を眺め、天龍寺の「 篩月」で精進料理をいただきました。
背筋を伸ばし、「いただきます」と手を合わせ窓から見えるモミジと一緒にお昼ご飯を食べられる幸せを噛みしめました。

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その後、天龍寺のお庭を散策。
雨に濡れたモミジの美しさに、凛とした空気に包まれた竹林とモミジに見惚れしばし観賞。
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お隣になる宝厳院へ。
燃えるようなモミジ。
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苔、樹々の緑と静かに流れる小川の中に佇むモミジが織りなすグラデーションに息を呑みます。
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竹林の小径にも行ってきました。
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平安時代には貴族の別荘地だったとか。
そう、嵐山に来てから私はタイムトリップしたような感覚に襲われ身も心もふわふわと軽くなり何かがそぎ落とされたようでとても気持ちの良い状態になりました。

夜は「和牛会席 祇園 だいきち」でお食事をし、その後「清水寺」のライトアップを見に行きました。
紅葉の美しさもさることながら幻想的な幽玄の世界が目の前に広がり、神の存在や私達人間が辿り着けない世界を見せつけられ、なんて人間はちっぽけな存在なのだろう、魂の世界や自然界では人間は誰もが同じで、地位や名誉なんて何の意味もないもの...この世の起きていることをどのように思っているのだろう...そんなことを感じながら見ていました。

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余談ですが清水寺での思い出。
中学の修学旅行で来たのですが友人たちと恋愛成就の祈願をした記憶があります。
残念ながら叶いませんでしたが(笑)、お守りを買ったり嬉々とした若き頃の自分が目に浮かびました。


成就院の「月の庭」を特別公開しているとのことでこちらも観賞致しました。
写真撮影は不可なので掲載できませんがライトアップされたお庭の木々が池に映り込み、もう一つの世界が池の中に存在するかのような美しい光景でした。
音もなく時も止まりと同時に自分の中の時計も止まり、今まで生きてきた際に自らまとってしまったものや張り付いてしまったものがハラハラと剥がれ落ち洗い流されていくのを感じました。
昔の人たちはこのお庭を見て何を思い、何を感じていたのでしょう。


その後は「ザ ホテル青龍 京都清水」の"K36"へ。
こちらのルーフトップバーはとても人気があるので事前に予約をしておきました。
八坂の塔と京都の街を一望できる素敵なバーです。

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「もののあはれ」を知る1日となり、大和和紀さんの「あさきゆめみし」を読み返したくなりました。