先月下旬、北参道にあるフレンチレストラン sincere （シンシア）さんでお食事をしました。
私のお気に入りのお店です。
今回はキャンドルが灯されているテラス席でいただきました。
メニューには"梅雨の雨に夏の予感"と書かれていて、雲丹からスタート。
石井シェフがサーブして下さいました。
こちらはアミューズのとうもろこしと枝豆です。
とうもろこし「おおもの」。
下の部分はふわふわなスポンジのような感じでとても軽い口あたり。
とうもろこしがとても甘くておいしかったです。
こちらは枝豆のタルト。
アミューズは他に琵琶湖 鮎のフリット、鬼灯とフォアグラのキャンディ、パプリカのチュイールがありました。
こちらはホワイトアスパラのムースに毛蟹、煽りイカ、トキシラズが入っています。
それと、北海道の北寄貝の炭焼き、そのエキスのカプチーノに新蓮根を合わせて。
お魚は長井漁港長谷川さんの赤ハタを香ばしく焼き上げ、ほろほろ鳥のスープに。
赤ハタの皮の部分には黒米が付いていてパリパリと香ばしくアクセントになっていました。
お肉は鳥取若桜の夏鹿を炭火で仕上げ、ジロール茸とヤングコーンを添えて。
そしてコースの最後に登場する「ストウブご飯」。
6種類ある中から一つ選ぶのですがこれがかなり迷います（笑）
鰯フォアグラ、なかやま牛タルタル実山椒、白海老フリットパセリバター、ブイヤベース、愛媛猪九条葱黒トリュフ、鮎の炭焼き肝ソース。
今回は白海老フリットパセリバターにしました。
サクッとした白海老がとてもおいしくて、軽くあっさりしたお味です。
デザートは苺と蓬です。手前の赤いまん丸のものをプチっと潰すとおソースが現れます。
お料理を「自然」と融合させる盛り付け、演出、センスにいつも感動を覚え、五感すべてを喜ばせてくれる素晴らしいディナー。
またオイルを控えめに調理されているのでたくさん食べても胃がもたれることもなく、体に優しいのです。
お土産（ブリオッシュとマドレーヌ）もいただきお家に帰ってもシンシアさんの余韻を楽しむことができ嬉しいです。
またお伺いします。
心込められたおいしいお料理と素敵な時間をどうもありがとうございました。
