先日、とあるカフェでピアノ演奏を聴きに行きました。
友人のパートナーがサロンやカフェでピアノを弾いているので時々聴きに行っているのです。
フランスを感じさせる澄んで優しい音色、聴いている人達の心を清めてくれる素敵なピアニストさんです。
ランチをして友人と近況などを語り合ったり、常連のお客様と知り合ってお話しをしたりと楽しい時間を過ごしています。
そちらで友人を介して知り合った素敵な高齢の女性の方からお着物への刺繍のご依頼をいただきました。
お母様が着用されていた形見のお着物だそうで、以前その方のご友人に袖を取ってジレに仕立ててもらったそうなのですが、所々シミがあったことに気づき着用していなかったとのこと。シミの部分に刺繍をすることは可能かしら?というお話をいただきお受け致しました。
直接着物に刺繍を施すよりも刺繍をしたものを縫い付けた方が良いと思い写真のような感じになりました。
お着物の色に合わせ、雰囲気を損ねないようにと試行錯誤しての完成です。
大変喜んでいただき、愛用されているスニーカーともぴったりでした。
私も感無量で熱いものが込み上げてきて刺繍をしていてよかったと思う瞬間です。
誰かの心に響くような作品をこれからも作っていきたいです。
ありがとうございました!