刺繍作家のBlog

ビーズ刺繍作家です。 作品の紹介と日々の出来事を綴っています。


出展のお知らせ

⚫︎4/8〜13 動物の惑星Vol.6(GALLERY 2511)
⚫︎4/18〜23 ベラドンナ・アート展(東京都美術館)

5月 長崎へ(備忘録) 外海地区巡り編

2日目はラッキー自動車タクシーさんにお願いして外海地区の教会巡りをしました。
ドライバー兼ガイドさんが歴史、隠れキリシタンの苦悩、迫害など詳細にお話して下さいました。

最初は黒崎教会です。
1897年にフランス人宣教師マルク・マリー・ド・ロ神父の指導で敷地が造成され信者の方々がレンガを一つ一つ積み上げ1920年に完成したそうです。

イギリス積みのレンガ


中はリブ・ヴォールト天井(コウモリ天井)でブルーグレー?色とのコントラストが美しいです。

こちらは出津教会堂です。
1882年に私財を投じてド・ロ神父が建てました。
国指定重要文化財に指定されています。

鐘楼の鐘とこちらのマリア像は神父がフランスから取り寄せたものだそうです。

中は木造でアーチ型の窓

こちらは旧出津救助院の授産場の建物です。
ド・ロ神父が地元の女性達のための授産施設として造られました。
国指定重要文化財になっています。
生活しながら基礎教育とキリスト教育を受け、またお仕事も身につけていったそうです。

管理しているシスターが案内してくださいました。
1階の授産場です。綿織物の製糸、染色、パン、麺の製造などなどが行われていました。
木製の蓋がしてある階下は地下貯蔵庫です。

こちらは当時のフランスの雑誌?新聞です。

こちらは授産場の2階(寝所と祈りの部屋)にある重錘動力式柱時計でド・ロ神父がフランスから取り寄せたものです。
こちらの時計は15分ごとに鳴るようになっていてその都度女性達がお祈りをしていました。

同じく2階にあるフランス:デュモン社製のオルガン(ハルモニュウム)です。
1889年から1890年頃にド・ロ神父が購入し、毎日のミサで使用していたそうです。
シスターが弾いて音色を聴かせてくださいました。
ありがとうございました。

この後は大野教会堂へ。
こちらもド・ロ神父が設計し私財を投じて建てられました。
大野集落の信徒のために作られた小さな教会です。

壁は地元の玄武岩を積み上げてモルタルで固めて作られており、ド・ロ神父が考えた工法で「ド・ロ壁」と言われています。

時折強く降る雨の一日。
禁教令のため怯えてひっそりと生活していた様が浮かび、信者の方々の悲しみが深く沁みて身につまされ大きな雨粒が彼らの涙のようでした。

ド・ロ神父はノルマンディー地方のバイユー近郊のヴォー=シュル=オール村出身で貴族の生まれ。
この地に生涯を捧げ、外海の人々のために尽くしてきたことに大変感銘を受けました。


この日の夕食は長崎スタジアムシティの中にある「リストランテ アルポルトNAGASAKI」で。
片岡シェフの「リストランテアルポルト」の長崎店です。

ライトアップされたスタジアムを眺めながらのディナーでした。
長崎スタジアムは試合がない時などは開放されていて自由に過ごしていいみたいです。
テイクアウトしたものを座って食べたりもOKとか。
さすがジャパネットグループさんですね。