My diary

私の刺繍の作品の紹介、日々の出来事を綴っています

レ・ミゼラブル


役柄、人物になりきった役者の生の歌声(後から録音ではない)には説得力があります。

このような映画を待っていました。
嬉しくてしかたありません。

舞台は見たことがあるのですが、映画はリアリティさが加わるので伝わり方がまた違います。


登場人物すべての心の叫び、心情がこれでもかと歌と映像と共にスクリーンからほとばしってきて、私の心の容量はあっという間にいっぱいになって抱えきれずはち切れそうで、「泣く」状態が続きすぎて体の震えが止まりませんでした。


人間の奥底にある魂の強さ、どん底を這ってでも生きぬいていく「力」を全キャストからまざまざと見せつけられて圧倒され、「人間」の凄さを改めて実感です。
皆誰かを想い、愛し、誰かのために何かのために自分を犠牲にして生きているのです。
自分の髪、歯、体を犠牲にし娘のために身を粉にして働くファンテーヌ、お腹を空かした妹の子供のためにパンを盗んだ罪に苛まれ、ジャベールに追われる身でありながらもファンテーヌの娘コゼットを引き取り愛情持って育ててゆくバルジャン、自由と平等の世の中にするため、国のために行動を起こすマリウスとアンジョルラス、そんなマリウスを愛し、尽くし彼とともに生きることに幸せを感じて生きているエポニーヌ...。


私も同じ「人間」。
私にもあるはずなんですよね、どこかにこの魂の強さが。
甘えて生きている自分を恥ずかしく感じます。
名作、文学作品は人生の教科書。
いつも考えさせられ、はっと気づかされ、反省し、一筋の光を見つけることができたり。
だから長く長く愛され続けるのでしょうね。


葛藤し自分の中で折り合いがつかず苦しんでいる正義感の固まりジャベール。
「正義」とは?「正義」にもいろんな種類があるのではないかなと思いました。
答えは一つではないような、ひとくくりにしてはいけないような気がします。
難しいですね。



私は今後の人生、正しく生きたいです、人の道に外れないように生きる...できる限り(笑)
人に対する思いやり、愛情を保ちながら、自分の人生も謳歌する...そうありたいです、希望です、課題です(笑)


でも正しく生きると一言でいっても、きれいな美しい形のものではないかもしれないし、ドロドロしたものになってしまうかもしれないし、葛藤もあるだろうし、騙されたり嫌な目に遭遇するかもしれない、もうダメだと思って落ち込むこともあるかもしれない...それに立ち向かえる強さ...鍛えないといけないですね。


アン・ハサウェイが歌う「夢やぶれて」のシーンは女性の私には胸が締め付けられ聴いているのが辛く、歌声もさることながら迫真の表情、演技でファンテーヌの心の中に吸い込まれ同化してしまい苦しかったです。

助演女優賞、是非是非取って頂きたいです。

そしてヒュー・ジャックマン主演男優賞、作品賞も...。


レ・ミゼラブル」サウンドトラックもiTunes Storeで買ってしまいました。
最後の“エピローグ「民衆の歌」”も良いですね...。