刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

「ルリスダンラバレ」でディナー


古い日本家屋でお食事というのが大好きな私です。
ある雑誌で拝見してから、とっても行きたくなってしまったのが、文京区にある「ルリスダンラバレ」です。

靴で上がって良いのかな?と軋む床の音を聞きながら、中へ入って行くと懐かしい感じがするお部屋。
アンティークな物が飾られているウェイティングルーム。
椅子に腰掛け、カサブランカの香りに包まれながら、食前酒(シャンパン)を頂きます。
都会の喧噪を忘れさせてくれる静かな空間。
百合の絵が描かれたメニューには、どれも食べたくなるような食材が並びます。


少しして、メインダイニングに通され、大きな窓からは、キャンドルが灯された緑豊かなお庭が一望できます。


窓際のテーブルに座り、しばしこの素敵な空間の雰囲気に酔いしれました。
側には大きなピアノが置かれています。

都内ではなく、どこかの旅先でのお食事のような錯覚にとらわれながら、少しずつ体から力が抜けていきます。
百合の絵のディナープレート、てんとうむしが描かれたかわいいお皿。
蛙の股肉、そら豆のスープ、いちじくとフォアグラ、サーモンステーキ、仔牛のフィレ肉、チーズ、デザート.....。
また熱々の自家製のパンのおいしいこと...。

このような至福な時を過ごすことができることに感謝をしつつ、今度は友人とランチに来ようと決心する私です。