刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

paris W.C.という本を買う

エディシォン・ドゥ・ パリから出ている本はどれもかわいくて、「パリのバスルーム」、「パリのテラス」は私のお気に入りです。

paris W.C.

paris W.C.



最近発売された「paris W.C.」もその一つでパリに住んでいる人たちのおしゃれな、ユーモア溢れた素敵な”トイレ”の写真がたくさん掲載されています。

「トイレ」というと、どうも排泄する場所としか捉えられませんでした。ところがこれを見ると、もう一つ部屋が増えた感じがしてとても嬉しくなってしまいました。

それぞれ個性豊かなトイレルームで、本がぎっしり詰まった本棚があり、好きなカラーに塗られていたり、壁一面が黒板になっていたり、便器の蓋にイラストを描いてみたり、こんなトイレあり?と見ていてウキウキしてしまいました。

トイレの呼び方、トイレの中で読みたい本なども書かれています。
私のトイレはどんな風(テーマ)にしようかな?と身の回りの物と相談しながら現在思案中。
トイレに入るのが楽しみな感じにしてみたいです(笑)



フランス人のセンスっていつもびっくりさせられ、新たな発見をもたらしてくれます。私の好きな人もフランスに多いです。クリスチャン・トルチュ(フラワーデザイナー。来日した時サイン戴きました)、ジャン・コクトー(詩人、映画監督、画家。リトグラフ持ってます。映画も大好き)、ツェツェのお二人(キュービストランプ持ってます)etc...。
映画も好きだし...。

という訳で、「トイレ」に対する考え方が180度回転し、プライベートな空間という認識が生まれ始めています(ちょっと大げさかな...)。
こういうささやかな発見が生活を面白くしたりするんですよね....。