朝食前、無性にお散歩がしたくなりました。源範頼のお墓の散歩道(風の径)を歩いてみたくなったのです。
(呼ばれたのかな?...)
昨日、竹林の小道、とっこの湯などを散策していたので反対に位置する遊歩道へも行ってみようかなと...。
朝7時半という時間なので誰もいなくて、そんなしんとしたお墓へ平気で行ってしまえる自分に驚き、お賽銭まであげてしまいました。
自刃したという話を知るとどうにもかわいそうで...。(まあ過去の歴史に自害はつきものなんですが)頼家なんて23歳の若さで暗殺されてしまうし。猜疑心は怖いな...と実感です。
そういえば鎌倉にある頼朝のお墓にも行ったような...。
鎌倉時代のことは恥ずかしながら教科書で習ったぐらいの知識しかありません。
が、修善寺マップに掲載されている名所の説明書きを読んだだけでもとても気分が重くなり、これではうかばれないのでは...なんて思っていたら、「修善寺駅に到着すると鎧を来た人、白装束の人が出迎えている」(霊感のある人の弁)らしいです。
うーん、見えなくてよかった...。
朝食も華やかでお部屋で作ってくれるお味噌汁(岩のり)がとてもおいしかったです。デザートは赤ぶどうのシャーベット、それとコーヒーです。
チェックアウト後は修善寺へ。
残念ながら改装中でした...がその足で頼家のお墓と指月殿へ行きました。
「柳生の庄」で過ごすことばかり頭にあったのですが、思わぬ歴史散策(普通はこちらが主ですよね)です。
帰りの電車の中で源氏興亡の歴史が頭の中をぐるぐると駆け巡り、どの世からも戦いはなくならないのね、と悲しくなってしまいました。