刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

アヴェダへ...&MICHAEL JACKSON


アヴェダでカラーリングの日です。
その前に、PURE CAFEでシナモンとパインのマフィン&豆腐クリームと薬効茶を頂いてきました。


ヘアサロンでもハーブティーを頂けるので嬉しいです。
今日みたいな暑い日は水分をたくさん摂取しないと...とこちらもおいしく頂いてきました。

カラーはちょっと暗めで(黒にちょっと近い濃い茶?)、落ち着いた感じにしてもらいました。



と、今日は朝から気持ちがバタバタです。「マイケル」「救急搬送」「死亡」という言葉を布団の中で耳にして飛び起きました。

マイケルが亡くなったとは今だに信じられません。私の中ではどういうわけか不死身なイメージがあってどうもピンと来なくて、でも検死官の言葉や家族が発表したとなるとやはり亡くなったのかと思い始め、複雑な妙なモヤモヤしたものが混ざり合った悲しみと喪失感が押し寄せて来ました。

年を取るにつれ、悲しみよりも喪失感を強く感じるようになってきてそれがとても怖いです。


アルバム「スリラー」を何度も何度も聴きまくり、ダンスと彼の声にひとめぼれし、
ダンス見たさにビデオを買い込んでテレビにかじりついていた頃が懐かしいです。
そこから遡って子供時代の頃のものまで聴くようになってしまい、当時の週末はMTVばかり見ていました。
ドームのライブでは存在を確認するのがやっとでしたが、それでも嬉しかったのです。


今さらながらですが...
想像を絶するような混沌たる世界が彼の中にあり、彼を覆い、一人もがいて苦しんでいたのでしょうか...。
子供らしく無邪気に遊ぶ時間も持てず許されず、誰一人として同じ境遇の人が周囲にいなくて話し合うこともできず孤独であり、魔物に豹変する人間にたくさん接し、それゆえ猜疑心を持って自分の中に壁を作って接することを強いられ、心を許すこともできず、自由もままならず、良かれと思ってしたことも第三者にねじ曲げられてしまいます。大好きな歌の仕事も思うようにいかず、プレッシャー、ストレスで押しつぶされていく。それが人生の大半...。
そのような世界に生きてきた人が変身願望を抱き続け、心の安らぎを求めるために純真無垢である動物や子供たちを大切に思うこと(世に言われていることではなく)を誰が咎められるでしょう...。どうしてマスコミはその純粋な心を持つ彼を虐めるのでしょう...。

それを亡くなってから考えている自分が情けないです。


彼を理解することは永遠に無理だろう...とそんなことを考えながら、
午後は彼の曲をずっとずっと聴いていました。