せっかちであくせくして、せかせかと過ごしている私にはこういう本を読まなければと、見つけたのがこれです。
手元に残しておいて繰り返し読みたくなる本です。
「ゆったり暮らす」ということをすっかり忘れていて、通勤時間人の波を縫うように早歩き、エスカレーターは歩いて昇り、複数のことを考え、それらに振り回されながら体を動かし、片づけ、気が付くととっても疲れていたりします。
性格だからと片付けていたのですが、この本を読むと考え方しだいでゆったりと暮らすことができるのだと納得させられました。
特に「一点集中」というお話は、考え事、悩み事をいつも頭の中でぐるぐる巡らせてしまう人にはお勧めです。
何かしている時に心がふわふわと過去や未来へとあらぬ方向へ飛んでいってしまうということの例を面白い表現で書いています。
「マントラを唱える」ことの大切さ。怒り、不安にかられている時、心を平静にしてくれるという効能があるそうです。
時間のスピードが早くなっている今、ギスギスした世の中を自分らしくマイペースで生活していくことは難しいことですが、この本で読んだ事、得た事を忘れてはいけない、常に思い出し、意識して一日一日を過ごしていこうとそう思いました。
無駄にストレスためたくないし...(笑)