刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ホーチミン 〜四日目〜

今日はシネマ・インホーチミン散策ツアーホーチミン夜景散策ツアーを入れました。シネマの方は私の希望です(笑)


大好きな「愛人」(ラマン)の映画の撮影された場所へ行ってみたかったのと、「季節の中で」という映画も観ていたのでこのツアーをとても楽しみにしていました。「Cyclo」はまだ観ていないので帰国してからレンタルする予定です。



ホーおじさんの記念館 → チャンフンダオ像 →  マジェスティックホテルの5階のカフェでティータイム → チョロン地区にてシクロツアー → ランチタイム → レホンフォン高校 → ヴィンギエム寺へ

という行程です。





ホーおじさんの記念館(ホーチミン記念館)が「愛人」のどのようなシーンで使われたのか思い出せないのが悔しいです。






マジェスティックホテルでは最上階まで上がり、念願だった壮大なサイゴン川の景色を眺めました。



やはり川沿いのホテルの方がよかったかなとちょっと後悔です。お部屋からこの景色が眺められるのですから...。
このホテルは「季節の中で」で出てきます。玉の輿、裕福な暮らしを夢みる少女のお話です。


チョロンは殺伐としていて活気がある地区でした。




「愛人」でフランス人の少女と中国人青年が逢瀬を重ねる場所として撮影された場所です。
それがサータイ市場。

雨期のせいか映画で感じられたような暑さはありませんでした。




シクロは時間の関係上、チョロンではなく、ホーチミンで乗ることになってしまいました(残念...)。
バイクの集団の中を縫うように走るシクロは風が感じられて気持ちよいけれど、スリルもあります。
シクロはハノイでも乗っているのでこれで二度目。楽しかったです。






これが一番観たかったレホンフォン高校




現在は数学のレベルが非常に高い名門高校だとか。真っ白なアオザイの制服姿の女生徒が歩いていました。
そういえば映画「愛人」でも厳しい学校として描かれていたように思います。
頭の中で映画のシーンを一つ一つ思い浮かべながら感慨深く見入ってしまいました。





ヴィンギエム寺は「Cyclo」で使われました。日本へ留学していた僧侶の方が帰国してから建てられたそうです。
日本の僧侶から贈呈された鐘が庭にありました。





願いごとが書かれた紙がたくさん貼付けられていたのが印象的深かったです。


夜はホーチミン夜景散策ツアーです。
市内の夜景を楽しんだ後、サイゴン川クルーズという行程です。市民劇場、中央郵便局、聖マリア教会などを観た後、名前を忘れてしまいましたが高層のビジネスセンターの最上階のレストランからホーチミンの夜景を堪能しました。

母と私は下戸なのでコーヒーを一杯だけ頂きました。母はこの夜景に大変感激しており、私も同じ気持ちだったのですが明るい時間に観た方がサイゴン川がはっきりわかってよかったのかなとも思いました。

なんでもこのお店、若いカップル達には人気があるのだそう。なるほどね...。



しかし、サイゴン川クルーズ、これはいただけなかったです。お料理はおいしくないだろうなと思っていたのでがっくりくることもなかったのですが、川から臨む夜景が好きな人には良いのかなと...。私は明るい時間帯の景色の方が好みなので今回のツアーはうーんという感じでした。だったら参加するな(笑)と言われそうですが。まあどんなものかなと参加してみました。