刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

<ロッシュ・ノワール>トルヴィル・シュル・メールへ 

Hotel Flaubert前の砂浜にあるサヴィニャックの散歩道。

作品を見ながら歩いていくと、前回訪れた時に行くことができなかった場所に到着です。
ずっと心残りでやっと訪れることができました。

仏の小説家マルグリット・デュラスが晩年過ごしていた建物(マンション)ロッシュ・ノワール。
元々はホテル(オテル・デ・ロッシュ・ノワール)でその後マンションになり1室を購入し暮らしていました。


映画「愛人 ラマン」を観てからマルグリット・デュラスのことを知り、いろいろ調べたり書籍を読むようになりました。
現在は改装中のようです。

モネの「トルヴィルのロッシュ・ノワール・ホテル」はこちらの建物を描いたもの、そして作家マルセル・プルーストはホテルの時代に111号室によく宿泊していたそうです。

そのすぐ隣にはマルグリット・デュラスの名前が付けられた階段があります。

芸術家たちがインスピレーションを求めてトルヴィルを訪れたとのこと。
ゆっくり流れる時間が心地よい、妙に懐かしさを覚える素敵な町トルヴィル・シュル・メール。