池袋にある自由学園明日館で弦楽四重奏の演奏を聴きながら、ボジョレ・ヌーヴォを頂きました。
北海道産のチーズ、ラクレットをたっぷりつけた馬鈴薯も大変おいしく、大正10年に建てられた建物から湧き出てくる、哀愁、木の温もり、歴史。
昔学生でにぎわっていただろう食堂をぐるりと見回し、ここで学生生活を送ってみたかったなあなどと感慨にふけります。
窓のデザイン、食堂の照明、教室の椅子など細部に設計者のフランク・ロイド・ライト氏のセンスが感じられます。
講堂の三枚おろしという作りには感動を覚え、今度はこちらでじっくりと音楽を聴いてみたいです。
講堂のテラスからは池袋駅周辺に建つビルの夜景が目に付きます。
当時の眺めはこうではなかったはず。高い建物も少なく、遠くまで見渡せたのではないでしょうか?
公開講座や催し物などが定期的に開催されているので、これからもちょくちょく訪れようかと思っています。