刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

ハノイ&ハロン湾 〜パート3〜

市内からハロン湾までは警察などの取り締まりが厳しくない限り、休憩時間を含め、約3時間30分ぐらいで行けるらしいです。

今回は警察がいなくてスピードも出すことができ、早く到着致しました。





普通の乗用車は制限がないらしいのですが、ワゴン車サイズからは規制があるそうです。
途中の休憩は30分くらいで手工芸のお土産のお店です。刺繍、レース、ジュエリーなど扱っていてお茶も飲むことができました。
ハロン湾の船着き場にはいろいろな形の船があり、どれが自分達のだろうととても期待していたのですが、

ツアー貸し切りの船で一番小さくて古そうな船にあたりちょっとがっかりしてしまいました(笑)

中ではシーフード料理のランチを頂くことができ、茹でられたエビ、カニ、ジャコなどがお皿に盛られ、ご飯、空芯菜の炒め物、他結構ボリュームがありました。

ジャコが苦手な私は姿形そのまま出てこられた時には手が振るえ、それでも残すのは悪いと思い、勢いでなんとか口に中に押し込みました。
途中、水上の養殖場に立ち寄ってもらい、めずらしい貝やエビなどを見せて頂き、購入してその場で調理して食べることもできるそうです。

ハロン湾にそびえ立つ岩(?)はどれも不思議な形状で見入ってしまいました。
これで霧がかかっていたりしたら違う次元に迷いこんだような気分になることでしょう。

ただ、3時間のクルーズでランチ込み、ティエンクン洞窟を見学、また帰り道には人工真珠のアクセサリーを並べられ販売などあったのでゆっくり堪能したという気持ちにはなれませんでした。
ハロン湾を堪能したい場合、ホテルに1泊するか、クラシッククルージング(船に宿泊)がベストのような気がします。


ティエンクン洞窟の中はライトアップされ、とても見応えがありました。自然がなせる技でしょうか。

普段は観光客で混雑していて歩くのもままならないようなのですが、鳥インフルエンザなどの影響かガラガラで楽に見学することができました。

映画で見たハロン湾の方がきれいに美しく撮られている感じがし、湾の奥の方まで行ってみることができたらまた違うのだろうと惜しまれ、もう一度、今度ははクラシッククルージングで来たいと思いました。

ハロンはこれから開発が進むらしく、リゾート地として変貌していくのではないかと思われます。土地の値段も上がっているようです。
3時間30分、4時間とかかりますが、車に長く乗るのが嫌いな私ではありますが全く苦になりませんでした。

道中の景色もすばらしく、水牛がいたる所で見られ、のどかでのんびりしていて昔の日本(?)という感じです。

不思議なことに、普段思い出さない、忘れていた昔の出来事(子供の頃のこと)などがふっとよみがえり、景色がそうさせるのかなと思いました。