ジェイン・オースティンとの出会いは「いつか晴れた日に」という映画で原作は「分別と多感」です。まずこの映画にのめり込み原作を読み、手元に置いておきたくてビデオも買い、サントラも買いました。そこから「エマ」にいき、またまたのめり込みこちらもビデオを買いました(両方ともDVDも出たから買っておこうかな...)。時代背景、恋愛、階級社会、知性、教養、生活スタイル、人間模様と単なる恋愛というだけでない奥深さがあります。
というわけで今回の「プライドと偏見」(高慢と偏見)はとても観たかった映画です。キーラ・ナイトレイの演技が素晴らしく、オールロケだけあって映像や建築物も見応えあり、音楽(ピアノ)もいいし、ラストも私好みです。ただ私はまだ原作を読んでいないので原作と映画の違いというかその辺りはわかりません。(長編を2時間と7分でまとめているのだから)
原作は上下巻あるので詳細な人間関係、細かな描写、機微が描かれているはずだから早く読みたくてたまりません(つい先ほど原作をAmazonで購入。それに加えコリン・ファースの「高慢と偏見」まで買ってしまいました)。
読み終えてから来年もう一度お金を出して観にいこうと思っています。
試写会後、果たして自分に「品」「教養」というものが備わっているのだろうか?などと深く考え込んでしまいました。
アンケートも求められましたが溢れ出て来る言葉を書くほど時間もなかったのでやめてしまいました。
今の世の中、気持ちが伝わらない、思うようにいかないという理由で殺人が行われている昨今、忍耐というものを身に付ける、そういう気持ちを昇華させるということを覚えた方がよいのではないだろうかと思います。
すなわち感受性を豊かにするということかもしれません...。
早く本が届かないかな...。
また夢うつつの日々ですね。