刺繍作家のひとりごと

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

刺繍...その8


今回の女性、雰囲気があって結構好きです(笑)
ぼーっとしている表情ですが...何を考えているかわからない表情ですが...(笑)


頭につけたバラは自分でペーパーで作ってみました。
パリにあるLe thé des écrivainsで買ってきたコットン100%のペーパーです。

これを思いついたのはパッサージュ・ギャラリー・ヴィヴィエンヌにあるペーパー製のフラワーのshop「L’APARTE」でお買い物した時です。もちろんL’APARTEさんは独自の手法でフラワー用にしているので紙質は違いますが、ペーパーでこんなにも素敵なお花ができるのか...と感動し、私も作ってみようかなと思ったのです。


フラワーアレンジメントで習得したワイヤーの方法か、それとも...と試行錯誤を重ねた結果、Vida=Felizのキャンドルのお教室で教わったバラの作り方でやってみました。

出会ってきたもの、教わってきたものって何かの時に使えるのですね。
改めて実感です。


なぜか故スティーブ・ジョブズ氏の言葉を思い出しました。

未来を見ていても点と点がどうつながるかわからない、過去を振り返ったとき、初めて点と点がつながる。興味や関心に従っていれば、いつか収まるべきところにすべてのピースが収まるものだ。そう信じて進むしかない


ただ、このバラを付けるとフレームに入れられないですよね、立体のフレームとかあるかな...(笑)