刺繍作家のヒトリゴト

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

<リジュー&カンブルメール>トルヴィル・シュル・メールへ

前回の続きです。
日本人のガイドさんに案内していただく2日目はリジュー、カンブルメール、ブーヴロン、カマンベールです。
シードルとチーズの街道を通りながら楽しみたいというのが私達の希望でした。

今回はリジューとカンブルメールについて書きますね。

リジューはトルヴィルから車で30分ほどのところにあります。
こちらではフランス第二の巡礼地として知られるサントテレーズ聖堂(Basilica of Saint Therese of Lisieux)を見学しました。
ミサの時間と重なり巡礼で訪れている方々がたくさんいらっしゃいました。

若くして亡くなった聖テレーズの聖堂です。
亡き後の自叙伝(思想や教え)がヨーロッパ中の人々の心を掴み、ローマ教皇ピウス11世によって列聖されました。

大理石とモザイクで覆われています。

ステンドグラスにはペリカン、鷲、鶏、鹿が描かれています。


この後、カンブルメールへ。リジューから車で約15分のところにあり人口約1000人ほどの小さな村です。

こちらではPIERRE HUET(ピエールユエ)のカーブの見学と試飲です。

周辺にはりんごの木がたくさんあって、木から取るのではなく落ちるのを待つようです。

品種は25種類あるそうです。

この日の11時からのカーブ見学ツアーは私達だけでしたのでたくさんお話を聞くことができました。

年月が経つごとに色が変わっていき、カルバドスになっていきます。

ポットスチル(蒸留機)

シードルからカルバドスまで試飲させていただきました。

お酒に弱い私はカルバドス(45度)は舌に触れるだけ、香りを楽しむのが精一杯...。
左から3本を購入しました。

そしてこの後はお隣にある「Crêperie des Jardins du Pays d’Auge」でランチをしました。
お庭がとても可愛らしい素敵なお店です。

こちらはデザートでいただいたりんごのアイスとカルバドスのクレープです。
フランベしていただきます。
カルバドスの風味とちょっと苦めの感じがアイスとクレープにマッチしてあまりのおいしさに震えるほど感激してしまいました(笑)