『ゲーテの恋 〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』を観てきました。
学生の頃、恋愛で悩んでいた頃、読んだことがあるのですが、主人公ウェルテルがとった決断に衝撃を受けたのを覚えています。
失恋して自殺というものがあるのだということ...。
そう思えてしまう男性に出会うのが怖いなと若かりし頃思いました。
幸か不幸か、私の性格ゆえなのかそのようなことにならず、今を生きていますが(笑)
同じ、ドイツ出身のシラーの名言「 期待なしに恋をするものだけが、誠の恋を知る」
この言葉も同じ頃(学生時代)に知りました。
「期待しない恋とは?」と何度も考えてみましたが、考えているだけではわかるはずもなく経験しないとわからないものだと...大人になって気づきました。
この世の中で、自分ではどうにもできないものがたくさんありますが、人の心もその一つだと恋愛を通して知ることになります。
どうにか手に入れたくて自分のものにしたくて、他人に渡したくなくて命を奪う方向にいってしまう人もいますが、それでも結局は手に入れることはできないのです。
切ないですね...。
映画を観ながら少々センチメンタルな気分に浸ってしまいました(笑)