今日はアグネスホテル&アパートメンツにあるラ・コリンヌで友人とランチをしました。
静かな場所に建ちこぢんまりとしているけれど味のある素敵なホテルです。
ラ・コリンヌのシェフはパリの三ツ星レストラン“タイユヴァン”でポワソニエを務めたとのこと。
私と友人は季節の魚介類のコース(前菜二つ、お魚料理、デザート&コーヒー)をオーダーしました。
一つめの前菜。ポーチドエッグ、バルサミコ、中心にあるクリーミーなカレー風味の...(すみません、忘れてしまいました...)を自分の好みに混ぜ合わせてアスパラと一緒に頂きます。
バルサミコが良いアクセントになっておいしかったです。スプーンできれいに頂いてしまいました。
二つめは表面に焦げ目をつけた帆立にグリンピースのスープ仕立て。
口の中でふわっと帆立の香りが広がり、中はレアで焦げ目が香ばしく大変おいしく頂きました。下にある貝柱にも焦げ目が付けられこの焦げ目がとても芸術的で思わずうっとり(笑)
甘くて柔らかくふんわりしたスズキに人参の甘みがぴったり。ミル貝のキモは初めて頂きましたが大変おいしいかったです。
全体的に重くなく、魚介類の本来の味を大切にしていて、それを引き立たせるお野菜の使い方がまたとてもよかったです。パンも熱々でした。
ランチ後は神楽坂を散策です。裏道で素敵なお店を発見するとわくわくしてしまう私(笑)
山下漆器店では携帯用のマイ箸を買いました。こういうタイプのお箸をずっと探していたので即購入。ケースは自分で作ろうかなと思いあえて買いませんでした。
途中見つけた亀井堂では、亀の焼印が入った食パンのハーフを購入。明日の朝食用です。
今日はお天気も良く、暖かくて本当にお散歩日和。
ただ悲しいことに巴有吾有が閉店していました。両隣のお店にも同じ張り紙がしてあったので...ああそうか...と。私は一度だけ入ったことがあります。ショックと共に呆然としてしまいました。見ているだけでそこにあるだけでホッとしてしまうお店だったので...。
こういう現実があるからこそ、「拝啓、父上様」のドラマの世界観に引きつけられ、胸が熱くなり、せつなくなっていたのかもしれません。