刺繍作家のひとりごと

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

パリ 2日目

バルコニーでコンチネンタルの朝食をいただき、今日はマレ・バスティーユ地区へ。

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MALHIA KENTでファブリックをお買い物(上写真)、そのお隣のshopでビーズ、ボタンなどをお買い物です。この辺り(Rue du Faubourg St Antoine)は高架下にずらりとアーティスト、ファッション関連のお店が並んでいます。

ピンク色が入ったこのファブリック一目惚れで衝動買い(笑)
1m10ユーロです。

その後徒歩圏内にあるLe Chocolat Alain Ducasse Manufacture à Parisへ。
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日本にはまだ出店していないとのことでショコラ好きの私達はとっても楽しみにしていました(笑)

こちらでお土産用に50ピースのボンボンショコラと自宅用にタブレットを2枚買いました。
ベネズエラのカカオのタブレットは酸味が強く、でもほんの少しだけ甘みもありとてもおいしいです。
日本に出店したらBONNAT同様確実にリピーターになります(笑)
自宅用にもボンボンショコラを買えばよかったなと後悔中。

品質のよい最高のカカオ、ショコラの味を覚えてしまうと普通のチョコは一切食べられなくなりますね(笑)

そうそう、コートダジュールツアーズでお世話になったパスカリンさんのお話によるとフランスではロブションよりアラン・デュカスの方がカリスマ的存在だそうで(ロブションはレトルトなどあらゆる分野に手を広げ過ぎているのが原因とか)、アラン・デュカスでディナーをしたら20時に入ってお店を出たのは夜中の0時だったそう。量、品数も多く食べるのが大変だったとか(笑)

私には無理だな...(笑)

日本にあるアラン・デュカスのレストランには行ったことがないからわからないですけど...。


と、その後cuissonsでヘルシーなランチをし、といってもランチボックスなのですがテイクアウトオンリーだったようで、でもフランス語がわからない私達に気を遣ってくださり店内でもOKということでテーブル席を用意してくださいました。混んでいたのにごめんなさい...ありがとうございます。Merciと何度も何度も言ってしまいました。

ランチ後はすぐ近くにあるMerciへ。Merciのオリジナルのかご(編み)バッグとAlexander Wangのタンクトップを買ってきました。

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その後15時に予約しているMeeting the Frenchの「羽毛細工と造花のアトリエ Légeron (レジュロン) 見学」です。1時間半という時間でオートクチュールコレクションのドレス、コサージュ、帽子などの制作過程のお話などをお聞きしました。
羽毛は食品用で卸している業者さんから羽のみを購入しているそうであらゆる種類の鳥の羽を拝見させていただきました。お花の型もたくさんあり、ロウで温度を見極め、コテ(?)で花びらに丸みをつけと細かな作業の説明を詳細にしていただきました。

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羽は種類ごとにBOXに入れて管理されていました。

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ファブリックを染める染料は数滴で色が変わります。手も同時に染まってしまってなかなか取れないそうです。

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カメリアがいっぱい...。

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私達と一緒に見学をされたのはオーストラリア人の女性の方でダンサーをしているとのこと。
日本でもお仕事をしていたので日本語が少し、ムーランルージュでも働いていたのでフランス語も少し話すことができ、すらりとしたスタイルで女性の私も惚れ惚れ(笑)
お話を聞きながら、制作過程を見学しながら「amazing!!」を連発していました。


今日のディナーはBOCOのデリ。
ガラス容器は洗って翌日お店に返却しました。
イケメンのスタッフの方が「Merci」と笑顔で応えてくれ私も笑顔です(笑)


ポンデザール橋。
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