刺繍作家のひとりごと

刺繍作家。オートクチュール刺繍で製作する刺繍アートの紹介、日々の出来事を綴っています。

映画を観てきました

先週、今日と映画を観てきました。<ネタばれあり>

「スターウォーズ 最後のジェダイ」と「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」です。

が...「スターウォーズ 最後のジェダイ」はSWの世界観から逸脱し、ファンタジー風?になっていてちょっと悲しかったです。
ルークの描写も浅く、スノークの威厳のなさとあっけなさ、そして全く恐怖や冷酷さを感じず...カイロ・レンとレイのフォースでのやり取りも頭の中で?でした。ヨーダの元でフォースの修行(惑星ダゴバ)をするルークを思い起こすと、フォースはそう簡単に操れるものではないと思うのですが...。


夏頃に予定されているスピンオフの「ハン・ソロ」はとっても期待しています(笑)


さて、ファッションデザイナードリス・ヴァン・ノッテン氏のドキュメンタリー映画「ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男」はとても素晴らしかったです。

ファブリック(柄)合わせの妙技とセンス、ご自宅のインテリアとお花も彼のセンスで彩られ、ドリス・ヴァン・ノッテン氏の美意識に感動を覚えました。公私を完璧に充実させて時間割を組んでの生活には脱帽です。
インドの刺繍のアトリエも見入ってしまいました。

ファブリックを合わせている時に(最高の組み合わせの)偶然の出会い?瞬間?(だったような)を待っているという言葉は私の心に深く刻まれました。きっと「これだ!」というキラッと光る「偶然」なのでしょうね。

それはファブリックだけでなく、いろんなジャンルにおいても言えることなのかなと思ったりします。


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写真はパリのドリス・ヴァン・ノッテン展覧会「ドリス・ヴァン・ ノッテン インスピレーションズ」で販売されていた本と今日買ってきた映画のパンフです。

時々ページをめくりながら、私も閃きを待ち望み楽しんでいます。

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