先日、『ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー』(角川武蔵野ミュージアム:埼玉県東所沢)に行ってきました。
360度体感型デジタルアート展でゴッホの作品がミュージアムのフロア約1,000㎡の空間の壁面と床いっぱいに音楽と共に映し出されていきます。
この『ファン・ゴッホ ー僕には世界がこう見えるー』は2019年にパリのデジタルアートの美術館「 アトリエ・デ・リュミエール 」で開催されたものです。
入り口前のフロアはゴッホのひまわりで埋め尽くされていました。
会場内には椅子やベンチ、ハンモックが設置されていて好きな場所で鑑賞できるようになっています。
写真撮影はOKでしたが、動画撮影は不可です。
私は平日の10時で予約。
この時間は開館時間ということもあり来場者が少なめでゴッホの世界に没入することができました。
絵画とはまた違い、デジタルアートという新しい表現方法で今まで気づかなかったものが浮き彫りになり、美しい色彩に命が吹き込まれ、プロヴァンスの自然、空気、風が伝わってきて、躍動感、力強さ、ゴッホの感情なども体全体で感じることができてそれは素晴らしいものでした。
ちなみに2019年パリで開催された時はこのような感じでした。
床に座ったり、高い場所から見たりと思い思いに楽しんでいらっしゃいました。
鑑賞後は5階にある「SACULA DINER」でランチをしました。
地産地消の武蔵野キュイジーヌ。
私がいただいたのは、「所沢激暑ナスの冷製スープと清涼バジルのアイス添え とうもろこしのパニーニのコンボ」です。
奥にちらっと写っているのがパニーニでとうもろこしのペーストとハモン・セラーノが入っています。
ひんやり爽やかなスープが心を穏やかにし、とうもろこしの旨味がぎゅっと閉じ込められたパニーニがとってもおいしかったです!
そして、この「角川武蔵野ミュージアム」は隈研吾氏の設計でものすごい存在感と威厳があり圧倒されました。
高さ30メートル、外壁は2万枚の石板でできているそうです。
東所沢の守り神のような感じですね。